伊原剛志:ゴールデン連ドラ初主演 食の天才が事件を解決

「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~」で主演を務める伊原剛志さん
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「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~」で主演を務める伊原剛志さん

 俳優の伊原剛志さんが、テレビ東京で7月から金曜午後8時のドラマ枠でスタートする連続ドラマ「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~」で主演を務めることが3日分かった。伊原さんがゴールデンタイムの連続ドラマで主演を務めるのは初めてで、テレビ東京の連続ドラマの主演を務めるのも初めて。

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 ドラマの舞台は、11月に中央卸売市場(通称・場内)の移転が決まっている東京・築地で、宿ナシ無一文でありながら食の天才で、素性は謎に包まれているヤッさん(伊原さん)が事件を解決する姿が描かれる。中央卸売市場の移転前に最後のドラマロケも実施される予定。

 伊原さんは「今回は、非常に面白い企画です。『男はつらいよ』の寅さんのような、『孤独のグルメ』のような、今までにやったことのないような役で、興奮しています。移転を迎える築地を舞台に、ホームレスとしての矜持(誇り)を持って、人とのつながりを大事にし、食を愛する男ヤッさん。楽しみにしてください」とコメントを寄せている。

 ドラマは、原宏一さんの小説「ヤッさん」 (双葉文庫) シリーズが原作。食の天才のヤッさんが、東京に憧れ、IT企業に就職したものの流れ流れて宿ナシになってしまった青年・タカオと共に“食”を冒とくする“ハイエナ”たちを成敗する姿を描く。築地市場や数々の食の名店が舞台となり、毎回登場するマドンナとの淡い恋や食に関する知識が見どころとなる。

 ドラマを手がけるテレビ東京の稲田秀樹プロデューサーは、伊原さんの起用理由を「熱いドラマの顔、ヤッさん役には伊原剛志さん、この人しかいないと思いました。海外での活躍や、朝ドラで見せた新境地も記憶に新しく、今もっとも“旬”で“新鮮”で“粋”な、いわば築地市場的な男優と言えるのではないでしょうか。クールでカッコよくて、それでいて温かみもあって、ミステリアスな面も持ち合わせている、ご本人のイメージ自体がヤッさん像そのものだと思います。そして、起用となった最大の決め手は笑顔です」と説明している。

 「ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~」はテレビ東京ほかで7月から毎週金曜午後8時に放送。

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