注目ドラマ紹介:「時をかける少女」黒島結菜主演で再び セクゾ菊池風磨が未来人に

「時をかける少女」第1話の一シーン
1 / 4
「時をかける少女」第1話の一シーン

 日テレ土曜9時の土曜ドラマ枠で、筒井康隆さんの青春SF小説の傑作「時をかける少女」が9日、スタートする。時間を超える「タイムリープ」の能力を持ったヒロインと、未来からやってきた少年の切ないの淡い恋のドラマは、発表から半世紀、原田知世さんや内田有紀さん、仲里依紗さんらがヒロインを演じ、大林信彦監督やアニメの細田守監督らの手で映像化されてきた名作だ。

あなたにオススメ

 ヒロイン芳山未羽(よしやま・みはね)を演じるのは、カルピスウォーターのCMや大河ドラマ「花燃ゆ」で注目を集めた黒島結菜さん。未来人ケン・ソゴル/深町翔平役はアイドルグループ「Sexy Zone(セクシーゾーン)」の菊池風磨さんで、今作では、ケン・ソゴルの視点から、未来から来たわけや現代での生活、そして少女に引かれていった理由などが丁寧に描かれるのも見どころだ。

 第1話のあらすじは、放課後、理科室の掃除をしていた高校3年生の未羽(黒島さん)は、準備室で割れた試験管から漂う甘い香りをかぎ、そのまま気絶してしまう。保健室で目を覚ました未羽は、幼なじみの吾朗(竹内涼真さん)と翔平(菊池さん)に一部始終を話すが、翔平は未羽のそばには試験管など落ちていなかったという。その日の帰り道、マンションの下を通った未羽の上に鉢植えが落ちてくるが、気が付くと、マンションの少し手前に立っていた。そして、未羽の目の前で鉢植えが落ちてくる。未羽は、自分がタイムリープ能力を手に入れたと興奮するが、翔平はこのことは誰にも話さない方がいいと口止めする。翔平の正体は、未羽の幼なじみではなく、未来からやってきた科学者ケン・ソゴルだったのだ。しかし、忠告を無視して、タイムリープの力を使ってやりたい放題する未羽。そして七夕祭りで大きな事件を起こしてしまう……。

 ほかに未来人ゾーイ役で吉本美優さん、未羽らのクラス担任矢野役で「NEWS」の加藤シゲアキさんも出演。松本京子プロデューサーも「ド直球の熱く切ない青春ドラマ」というように、黒島さんらが演じるひと夏の淡い恋の物語に期待したい。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事