寺尾聰:娘役・多部未華子にメロメロ “おしゃべり”な理由も明かす

17日スタートのTBS系の日曜劇場「仰げば尊し」のイベントに登場した寺尾聰さん(右)と多部未華子さん
1 / 1
17日スタートのTBS系の日曜劇場「仰げば尊し」のイベントに登場した寺尾聰さん(右)と多部未華子さん

 俳優の寺尾聰さんが13日、東京都内で行われた17日スタートのTBS系の日曜劇場「仰げば尊し」のイベントに、主要キャストとともに登場し、舞台あいさつを行った。主人公の元サックス奏者の教師・樋熊迎一を演じる寺尾さんは、娘役の多部未華子さんについて「こんなすてきなお嬢さんが(本当に)いたら」と顔をほころばせていた。

ウナギノボリ

 寺尾さんは、多部さんから「何を(一緒に)しゃべったか、覚えてないくらい、よくしゃべる。おしゃべりな方です。熱心にお話をしてくれる」と現場の様子が明かされると、「自分の俳優経験でいうと、先輩は何も言ってくれなかった。もっとストレートに言うといじわるな先輩がいて、いろいろと教えてくれたら(俳優として)もっと近道だったのにって思うことがいっぱいあった。だから今は余計なことって言われない限りは、彼ら(若手キャストに)にできるだけ言うようにはしている」と“おしゃべり”な理由を説明した。

 また劇中、若手キャストに負けず劣らずの体当たり演技を披露している寺尾さんは、「俳優は自分の年齢を考えてはいけない。いつも“最前線でやる”というつもりでやっている」と持論を展開。見どころは「まずは“NEXT BIG STAR”がそろっている。感性、感受性が豊かで、会うたびに変わっていくので毎日が楽しい」と目を細めつつ、「これは負けちゃいけないって刺激を受けている」とライバル心ものぞかせていた。

 「仰げば尊し」は、1980年代に神奈川県立野庭高校を全国有数の吹奏楽部の強豪校に育てた中澤忠雄さんの実話をモチーフとしたドラマ。事故の後遺症で音楽に背を向けていた元サックス奏者の教師・樋熊迎一(寺尾さん)が、荒廃した高校で夢を失った問題児と真正面から向き合う姿が描かれる。生徒役として、村上虹郎さん、真剣佑さん、北村匠海さん、佐野岳さん、太賀さん、ダンス・ボーカルユニット「E-girls」の石井杏奈さんらも出演する。17日から毎週日曜午後9時に放送。初回は25分拡大版。

テレビ 最新記事