真田丸:出浦役の寺島進が“聖地”岩櫃城に 昌幸との絆も語る

岩櫃城(群馬県東吾妻町)を訪れた「真田丸」に出演中の寺島進さん=NHK提供
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岩櫃城(群馬県東吾妻町)を訪れた「真田丸」に出演中の寺島進さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で出浦昌相を演じる俳優の寺島進さんが5日、出浦が城代を務めた岩櫃(いわびつ)城(群馬県東吾妻町)を訪れた。寺島さんは「本当に出浦さんがこちらに居を構えていたと思うと、思わず手を合わせてしまいました。こちらに着いた時、出浦さんの顔がふっと頭に浮かんできて。出浦さんが迎えてくれている気がする。さあ、第1回目から、撮影し直そうか?!(笑い)」などと冗談を交えながら「無の境地、神聖な雰囲気が伝わってきます。まるで、墓参りにきたような、懐かしい気分になります」と感動していた。

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 寺島さんは、同町で開催された「岩櫃サマーフェスタ」にも参加。トークイベントには400人以上のファンが集まり、ドラマで出浦との強い絆が描かれている真田昌幸(草刈正雄さん)の魅力について「男が男にほれ込む瞬間には理屈がない。昌幸は勘がいい男。そこに絶対の信頼がある」と語った。

 また、7日放送の第31回「終焉」で描かれる本多忠勝(藤岡弘、さん)との大立ち回りについては「藤岡さんも肩に力が入っていて、大変な撮影だった。丸一日かけて撮ったので、あまりカットされていないことを期待したい。ぜひ楽しみにしてほしい」と話した。

 「真田丸」は、堺雅人さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけている。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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