TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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「討鬼伝2」(コーエーテクモゲームス)のVita版とPS4版がワンツーを飾りました。売り上げも絶好調で前作にあたる「極」を上回りました。特にPS4版の伸びが顕著で、PS3版も発売されましたが、かなりPS4版に寄った印象。また、テレビCMが投下されていることもあり、4月に発売された「星のカービィ ロボボプラネット」(3DS、任天堂)が再浮上しています。
人気ダンジョンRPGの最新作「世界樹の迷宮5」(3DS、アトラス)がトップと予想。予約件数も前作を上回っており、かなり期待できそう。続くのは、放送中のアニメも盛り上がっている「ドラゴンボール フュージョンズ」(3DS、バンダイナムコエンターテインメント)でしょうか。3位には「妖怪ウォッチ3 スシ」(3DS、レベルファイブ)が残りそうです。
◇ランキングは次の通り(25~31日・TSUTAYA調べ・限定版含む)
1位 討鬼伝2(Vita)
2位 討鬼伝2(PS4)
3位 パズドラクロス 神の章(3DS)
4位 妖怪ウォッチ3 スシ(3DS)
5位 パズドラクロス 竜の章(3DS)
6位 妖怪ウォッチ3 テンプラ(3DS)
7位 アイドルマスター プラチナスターズ(PS4)
8位 イース8(Vita)
9位 討鬼伝2(PS3)
10位 星のカービィ ロボボプラネット(3DS)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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