女優の木村文乃さんが主演を務めたWOWOWの連続ドラマ「石の繭 殺人分析班」の続編となる「水晶の鼓動 殺人分析班」が11月から放送されることが18日、明らかになった。麻見和史さんの原作小説シリーズの中で、最も大胆かつ複雑な事件とされる「水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係」のドラマ化で、木村さんは再び、警視庁捜査1課の刑事・如月塔子を演じる。
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ドラマは、麻見さんの警察小説「警視庁殺人分析班」シリーズが原作で、猟奇殺人事件の犯人と女性刑事との息詰まる攻防を中心に、数々の伏線や謎をちりばめた最後まで目が離すことできないノンストップ・サスペンス。第2弾ドラマ「水晶の鼓動」は、前作から1年後が舞台となる。ある日、真紅に染まった部屋での猟奇殺人事件が発生。現場に残された手掛かりをもとに捜査を進める塔子だが、見知らぬ男に尾行されていることに気付く。その男を捕らえようとした瞬間、近くの建物で爆発が起こり、警察は未曽有の危機に直面する……というストーリー。
前作に続いて内片輝監督がメガホンを取り、塔子とコンビを組んで事件の捜査にあたる鷹野秀昭役の青木崇高さんをはじめ、渡辺いっけいさん、北見敏之さん、藤本隆宏さん、小柳友さんらおなじみのキャストが再集結する。
前作で刑事役に初挑戦し、話題を集めた木村さんは「『石の繭』では、役としてちゃんと立っていたい私と、揺れていてほしい監督というように、塔子は内片監督と一緒に作っているという感覚があります。『水晶の鼓動』は『石の繭』から1年後のストーリーになるので、監督との感覚を上手くミックスしてより人間味のある塔子にできたらと思っています」と意気込んでいる。
一方、内片監督は「一生懸命だが不器用な塔子が、前回の事件からの1年間どうやって生きてきたのか。刑事として、また一人の人間としての成長を見せてほしいです」と注文しつつ、「現場としては、今回も『塔子ならできる!』を合言葉に、他のキャスト、スタッフとともに大活躍してもらうつもりです。女優・木村文乃の魅力は、まだまだ底を見せません。だからこそ、本当にご一緒するのが楽しみなんです」と木村さんへの期待を語ってみせた。
「連続ドラマW 水晶の鼓動 殺人分析班」は11月13日からWOWOWプライムで毎週日曜午後10時に放送。全5話で初回は無料放送。
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