マンガ家の蛭子能収さんが6日、京都市内で行われた「京都国際映画祭2016」(10月13~16日、同映画祭実行委員会主催)のプログラム発表会見に登場した。期間中に個展「えびすリアリズム」を開催する蛭子さんだが、映画祭のアートプランナーを務めるおかけんたさんから「ちなみに何日からかお分かりでしょうか?」と問い詰められると、「分からないです……」と小声で答え、会場を驚かせた。
ウナギノボリ
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この日も京都駅ではなく大阪駅で下車しようとしていたことを暴露されるなど、相変わらずマイペースの蛭子さんは、おかさんから「10月13日から16日です。スケジュールは空いてますかね」と心配されるも、「それはマネジャーが……、オレ、マネジャーの言う通りに動いているんで」とへらへらと笑ってごまかしていた。
「えびすリアリズム」は、蛭子さんの大型作品やマンガ原画の展示に加え、18歳未満入場禁止の「18禁部屋」も登場し、期間中はトークイベントもある。蛭子さんは現在廃刊のマンガの復刻作業を行っている最中で、「これに間に合えば」とも話していた。
「京都国際映画祭」は、1997年から京都市内で開催されてきた「京都映画祭」を発展継承する形で2014年に誕生。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画、アート、パフォーマンス、工芸、演芸などあらゆる分野に対象を広げて京都から世界に文化を発信する。
3年目の今年のキャッチコピーは「京都上ル上ル(あがるあがる)」で、映画部門ではドキュメンタリーとサイレントを中心に上映され、ゴーストライター騒動の佐村河内守さんにスポットを当てた作品「FAKE」が話題を呼んだ森達也監督や喜劇王チャップリンを特集。「えびすリアリズム」はアート部門として元・立誠小学校で開催される。
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