武井咲:教え子たちのサプライズに感涙 「もうたまらないですねえ…」

「瀬戸内少年野球団」の会見で涙する武井咲さん
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「瀬戸内少年野球団」の会見で涙する武井咲さん

 女優の武井咲さんが8日、東京都内で行われたスペシャルドラマ「瀬戸内少年野球団」(テレビ朝日系)の会見に出席。今回、初の教師役を演じた武井さんは、生徒たちの“サプライズ”登場に満面の笑みを見せ、メッセージが書かれた野球ボールをプレゼントされると「うれしい、ありがとう!」と感激して涙を流した。

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 武井さんは、生徒が投げたメッセージ入り野球ボールを受け取ると、しみじみとボールを眺めながら「『先生大好き』『また一緒に野球やろうね』とか、『また会いたい』だって……もうたまらないですねえ……」と教え子からのメッセージを読み上げて感慨深げ。「初めての先生役でどうやって距離をつめたらいいんだろう、どういうふうに存在していたらいいんだろうと思っていたんですが、初めて会ったときからみんなが『駒子先生!』と呼んでくれて、悩みを一瞬にして吹き飛ばしてくれた。みんなのパワーのおかげで、私はどんな撮影も乗り越えられました」と生徒たちとの撮影を振り返った。

 「瀬戸内少年野球団」は、作詞家の阿久悠さんの小説が原作。女優の夏目雅子さん主演で1984年に映画化もされた。戦後の兵庫県淡路島を舞台に、江坂町国民学校初等科の先生の駒子(武井さん)が教え子たちと結成した少年野球団の監督を務め、敗戦後の子供たちとの成長や絆を描く。17日午後9時放送。

 武井さんは、ドラマについて「ここにいるみんながすごく頑張ってくれて、希望にあふれたまっすぐな作品になっていると思います。32年ぶりのリメークとなりますが、今またこの時代に、この作品で私が駒子先生を演じることができて、本当にうれしく思います。一人でも多くの方に作品を見ていただけたら」とアピールした。会見には、夫役を演じた三浦貴大さんも出席した。

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