飯豊まりえ:「不便な便利屋」SP版でコメディー初挑戦 看護師と雪女の“二重芝居”も

「不便な便利屋 2016初雪」に出演する飯豊まりえさん (C)「不便な便利屋 2016 初雪」製作委員会
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「不便な便利屋 2016初雪」に出演する飯豊まりえさん (C)「不便な便利屋 2016 初雪」製作委員会

 モデルで女優の飯豊まりえさんが、俳優の岡田将生さん主演で2015年4月期に放送された連続ドラマ「不便な便利屋」のスペシャル版に出演することが8日、明らかになった。岡田さん扮(ふん)する主人公の脚本家・竹山純の“元カノ”にそっくりな看護師・桐谷梢を演じ、飯豊さんは劇中で制作される短編映画にも雪女役で出演する。飯豊さんは今回がコメディー初挑戦といい「戸惑いながらも自分なりに楽しんで演じることができました!」とコメントを寄せている。

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 「不便な便利屋」は、北海道の田舎町で便利屋として働く3人の男たちの姿を描いたオリジナルコメディー。竹山が手伝うことになる便利屋のおせっかいな主人・松井英夫役で鈴木浩介さん、便利屋の事務所で寝泊まりしている3回の離婚歴がある梅本聡一役で遠藤憲一さんが出演。人気バラエティー番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ放送)の“ミスター”こと鈴井貴之さんが連ドラで監督・脚本に初挑戦したことでも話題を集めた。

 今冬放送予定のスペシャル版「不便な便利屋 2016初雪」では、失恋のショックで仕事が手につかない売れっ子脚本家の竹山(岡田さん)が、町おこしのための「ショートフィルム」の脚本を頼まれ、再び北海道の名もなき田舎町にやってくる。1年半ぶりに町を訪れた竹山は、ショートフィルムのヒロインに抜てきされた看護師の梢(飯豊さん)と出会うが、梢は竹山が自分の目を疑うほど、別れたばかりの元カノにうり二つで……というストーリー。

 飯豊さんは「鈴井監督が細かく指導してくださったので、すごく演じやすかった」といい、「鈴木浩介さん演じる松井さんとの、あるシーンがあるんですけど、すごいドキドキしちゃいました。これが現実だったら凄いんだろうなっていうシーンでした」と“予告”。また「現場はアドリブ合戦」で、「その中に入るのも最初は怖かったのですが鈴井監督から、『やり過ぎるくらいがちょうどいい』とアドバイスをいただいてから、今ではアドリブの中に入るのも楽しいと思えるようになりました。キャスト、スタッフみんなの仲が良く、とても楽しい現場です」と明かしている。

 さらに飯豊さんは雪女役について「初めてのお化け役ということで、どんな感じかなと思っていたのですが、ちょうど最近プライベートでホラー作品をいくつか見ていたので、『こんな感じだったら怖いかな?』と、自分の中でイメージを膨らませて演じたりして、楽しみながらできました」と笑顔。鈴井監督は「普段のにこやかでハツラツとした飯豊さんではなく、本当に怖い女性を見事演じてくれました。一番若いですがすぐに現場になじみ『チーム不便な便利屋』さらにパワーアップです」と語っている。

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