相棒15:“警察嫌いの男”浅利陽介が再登場 反町“冠城”の同期で警視庁に

「相棒」シーズン15に青木年男役で出演する浅利陽介さん=テレビ朝日提供
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「相棒」シーズン15に青木年男役で出演する浅利陽介さん=テレビ朝日提供

 12日からスタートする人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)の最新作「シーズン15」に、前作「シーズン14」に登場した浅利陽介さん演じる警察嫌いの男・青木年男が再登場することが11日、明らかになった。警視庁に正式配属となった反町隆史さん演じる冠城亘(かぶらぎ・わたる)の同期で、サイバーセキュリティー対策本部の捜査官として登場する。浅利さんは「『相棒シーズン14』の青木年男役を結構気に入っていたので、また同じ役で出演できることはとてもうれしかったです」と喜び、「相棒のお二人にとって、嫌な青木として対峙(たいじ)できるのが楽しみです」と期待している。

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 12日放送の第1話「守護神」は、警察学校での研修を終えた亘が晴れて警視庁の一員に。しかし、希望の捜査部門ではなく、美彌子(仲間由紀恵さん)が課長を務める総務部広報課に配属される。一方、特命係の右京は、亘の人事について甲斐峯秋(石坂浩二さん)に経緯を問うが、峯秋は「さすがに今は人事に介入できるほどの力はない」と答える。そんな中、捜査1課に人を呪い殺したという女が出頭。奇妙な訴えに興味を抱いた右京は一人で捜査を始め、右京の動向を知った亘も独自に過去の事件資料を入手。美彌子は右京の捜査に協力し報告するようにという驚きの課長命令を下すが……という展開。

 浅利さんは「青木の陰湿な部分をひた隠しにしながら明るく振る舞っているところがアピールポイントです。青木の暗さを楽しんでいただきたいです」と第1話の見どころを紹介。また、青木を演じる難しさについても「脚本に書かれる青木の警察嫌いを、職業も立場も変わった今、どう演じるか、どうふくらませるかを考えると、演じる側としては力が入ります」と語り、「お二人とどう絡んでいくか、どう勝負をするかを考えると楽しみです」と意欲的にコメントしている。

 「相棒シーズン15」は12日から毎週水曜午後9時放送。初回は午後8時からの2時間スペシャル。

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