べっぴんさん:初週視聴率20.0% 

NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん
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NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん

 女優の芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」の第1週「想いをこめた特別な品」(3~8日)の週間平均視聴率が20.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)を記録したことが11日、明らかになった。

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 今作は、3日に放送された初回の平均視聴率が21.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、2013年前期の「あまちゃん」から8作連続の20%超えとなる好スタートを切っていた。

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 第1週「想いをこめた特別な品」は、繊維会社を営む父の五十八、姉のゆり(内田彩花さん)と一緒に神戸の洋館で暮らす、すみれ(渡邉このみちゃん)の幼少期が描かれた。すみれは入院中の母・はな(菅野美穂さん)にあげようと初めて刺しゅうに取り組むもうまくいかず、ある日、屋敷に出入りする靴屋の麻田(市村正親さん)の元を訪れる。「へたでも思いを込めてものを作ることが一番大事」という言葉を胸に刻み込んだすみれは、はなに会いに行き、幾度となく作り直した刺しゅうをやっと手渡す。そして、余命いくばくもないはなが一日だけ帰宅し、すみれたち家族と最期の時を過ごすことになり、すみれは別れ際に「思いを伝えられる“べっぴん”(別品)を作れる人になる」と、はなと約束する……という展開だった。

 NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回を予定。

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