明日のべっぴんさん:10月18日 第14回 すみれ、生活困窮 ゆりと潔は闇市で…

娘のさくらを背負って配給を受け取りにきたすみれ(芳根京子さん)だが… (C)NHK
1 / 1
娘のさくらを背負って配給を受け取りにきたすみれ(芳根京子さん)だが… (C)NHK

 芳根京子さん主演のNHK連続テレビ小説朝ドラ)「べっぴんさん」は第3週「とにかく前に」を放送。18日の第14回では、疎開先から神戸に戻り、夫の紀夫(永山絢斗さん)を待つことにするすみれ(芳根さん)だったが、戦後の混乱で生活は困窮。持っているものを金に換えてしのごうとする。一方、姉のゆり(蓮佛美沙子さん)と夫の潔(高良健吾さん)は、父・五十八(生瀬勝久さん)の会社を立て直すため大阪の闇市で生活を始める……。

ウナギノボリ

 「べっぴんさん」は、95作目の朝ドラ。神戸市に本社を置く子供服のメーカー「ファミリア」の創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン・すみれの物語。戦後、焼け跡となった神戸で、娘や女性のために、子供服作りにまい進するヒロインと家族の姿が描かれる。

 第2週「しあわせの形」は、思いを寄せていた幼なじみの潔が、姉のゆりと結婚することになり、すみれは失恋。それでも、潔とゆりの結婚式で、祖母のトク子(中村玉緒さん)から父・五十八と母・はな(菅野美穂さん)の苦労話を聞いたすみれは、坂東家への思いを強くし、父からの縁談をすぐに承諾。その相手は幼なじみの紀夫だった。そして、すみれは紀夫と結婚、程なく妊娠、女の子を出産し、「さくら」と名付ける。だが、戦況が悪化し、すみれは姉とともに近江の坂東本家に疎開する……という展開だった。

テレビ 最新記事