織田裕二:吉田羊に“意外な一面”明かされ照れ笑い

映画「ボクの妻と結婚してください。」の初日舞台あいさつに登場した(左から)織田裕二さん、込江海翔さん、吉田羊さん
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映画「ボクの妻と結婚してください。」の初日舞台あいさつに登場した(左から)織田裕二さん、込江海翔さん、吉田羊さん

 俳優の織田裕二さんが5日、東京都内で行われた主演映画「ボクの妻と結婚してください。」(三宅喜重監督)の初日舞台あいさつに、共演の吉田羊さんらと登場。織田さんは、妻役の吉田さんから「私は織田さんのことを、熱く硬派なイメージを抱いていたのですが、撮影現場で子供たちと遊ぶのが上手で、そういう一面を見られて、ラッキーでした」と明かされると、照れ笑いを見せた。

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 映画は、放送作家の樋口卓治さんの小説が原作。末期がんによって余命半年を宣告された放送作家の三村修治(織田さん)が、最愛の妻・彩子(吉田さん)と息子・陽一郎(込江海翔さん)のために、「最後の企画」として彩子の新たな結婚相手を探すというラブストーリー。

 舞台あいさつには、込江さん、彩子の新たな結婚相手の伊東を演じたお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さん、三宅監督も出席した。込江さんは「織田さんは演技に真面目な方だと思っていた。実際、とても真面目な方で。一緒に仕事をしてみると、合間に話しかけてくれたり、とても穏やかで明るい方だったので演技がしやすかったです」と“大人顔負け”のコメントをし、織田さんは「ありがとうございます」と恐縮していた。

 さらに、原田さんが「織田裕二という存在を忘れるぐらい修治になりきっていた。撮影中に年配のおじさんが、織田さんに『日本をよろしくお願いします』って声をかけられていて、(改めて)織田裕二なんだって。役に没頭し、気軽に話してくれたので、とても楽しかった」と振り返ると、織田さんは「共演者がすてきな方ばかりで、本当に幸せだった。真冬に撮影していたのですが、いつも心がぽかぽかしていました」と満面の笑みを見せた。

 また、「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」(2012年)以来4年ぶりの主演映画となった織田さんは「感無量です」と真剣なまなざしであいさつ。「4年は長かったようなあっという間だったような……。思い入れの強い作品が続いていて。改めて、エンジンをかけ直せるものは何だろうと思っていた時に、この作品に出会えました」と語り、「皆さんに見ていただきたいと思えるような作品に出られて幸せです」と話していた。

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