国枝慎吾選手:2020年東京大会での再起誓う 「最大の目標は金メダル」

パラリンピックドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」の試写会後のトークショーに登場した車いすテニスの国枝慎吾選手
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パラリンピックドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」の試写会後のトークショーに登場した車いすテニスの国枝慎吾選手

 車いすテニスの国枝慎吾選手が15日、WOWOWのパラリンピックドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」の試写会後に登場。国枝選手は、9月のリオパラリンピックのシングルスでは3連覇を期待されつつ準々決勝で敗退したが、「これからはチャンピオンの看板が降りたところでもう一度フォームを見直したり」と意欲的にコメント。現在は肘のケガのため休養中といい、2020年の東京大会については「まずは万全な状態でコートにあがること」としつつ、「16年は苦いパラリンピックになったので、(20年に)ホームで開催されるパラリンピックでは、最大の目標は金メダル」と再起を誓った。
 
 国枝選手は現在は休養中で、17年の3月ごろから大会に復帰していく予定と説明。今後については「(自身を)すべて見直していく」といい、「これから新しいスタートを切るにあたっては、メンタルの持っていき方も含めて、相談していかないといけないところ。ただ、万全なら相当いけるはずだという思いもある。今年は確かめることができなかったので確かめたい」と意欲的に語った。

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 番組は、IPC(国際パラリンピック委員会)とWOWOWが共同で立ち上げたパラリンピックドキュメンタリーシリーズ。リオパラリンピック開催の16年から、東京大会が開催される20年まで5年にわたり、世界最高峰のパラアスリートたちに密着する。16年シーズンは全8回で、これまで水泳のダニエル・ディアス選手(ブラジル)やエリー・コール選手(オーストラリア)、陸上のタチアナ・マクファデン選手(アメリカ)などが登場した。

 国枝選手が登場する第8回は17日午後9時からWOWOWプライムで放送。国枝選手のこれまでの軌跡や肘の手術を経てリオパラリンピックを戦う姿などが収められている。また、17年1月3日の深夜1時半から2016年シーズン全8回をWOWOWライブで一挙放送される予定。

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