古坂大魔王:「ドクターX」最終回で14年ぶり連ドラ出演 ピコ太郎は米倉涼子に「PPAP」伝授

「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の撮影現場を訪問したピコ太郎さん(右)と主演
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「ドクターX ~外科医・大門未知子~」の撮影現場を訪問したピコ太郎さん(右)と主演

 不思議ソング「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」でブレーク中のシンガー・ソングライターのピコ太郎さんのプロデューサーとして知られるお笑い芸人の古坂大魔王さんが、米倉涼子さん主演の連続ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)の最終回(22日放送)にゲスト出演することが17日、分かった。古坂さんが連続ドラマに出演するのは14年ぶり。米倉さん扮(ふん)するフリーランスの天才外科医・大門未知子と岸部一徳さん演じる「神原名医紹介所」の所長・神原晶の前に突如、出現し“ある騒ぎ”を巻き起こす人物役で、何者なのかは放送によって明らかにされる。

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 古坂さんのキャスティングはスタッフが熱望したといい、第6話では西田敏行さんが“ペン”と“メロン”を前にパロディーを披露し、話題を呼んでいた。内山聖子ゼネラルプロデューサーは「『ドクターX』は時事ネタを取り入れることで視聴者に喜んでもらうことが多く、最後まで楽しんでいただくために、私自身もファンであるピコ太郎を生んだ古坂さんに出演をお願いしました。今回はグローバルな『ドクターX』でしたので、世界で活躍する方を最後のゲストに、と」と説明。また古坂さんも「大好きなドクターXの世界に少しでも関われてとても光栄でした。ありがとうございました!!」と振り返っている。

 撮影現場にはピコ太郎さんも現れ、「今日はせっかく来たので、『PPAP』の正式な踊り方を伝授したいと思います!」と米倉さんと岸部さんに踊りを指南。「ペンパイナッポーアッポーペン」がスムーズに言えず、米倉さんが苦戦する一幕もあったが、最後には3人で見事に「PPAP」を歌い踊り、満面の笑みを浮かべたという。

 米倉さんは「やるからには、私もピコ太郎さんと同じヒョウ柄の衣装と、カツラも着けて踊りたかった。トータルで完コピできなかったのが、悔しいです」と明かしつつ、「今日のことを、ピコ太郎さんのことが大好きなアメリカ人の知人に自慢します!」とにっこり。一方、ピコ太郎さんは「米倉さんと岸部さんに挟まれて『PPAP』ができるなんて、テニスでいうところの前衛ではなく、後衛(=光栄)です。すごく感動しました!!」と感激の様子だった。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。今回は2014年の第3シリーズ以来、2年ぶりの連続ドラマとなる第4シリーズで、米倉さん演じる未知子が宿敵・蛭間(西田敏行さん)率いる国内最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に新たな戦いに挑む姿を描く。
 
 最終回では、局所進行膵がんであることを誰にも打ち明けず、気丈に振る舞っていた麻酔科医・博美(内田有紀さん)が倒れ、未知子は同志の博美を救いたい一心で執刀医になることを申し出る。ところが、未知子の腕をもってしても、博美のがんは完全切除が不可能な状態で、そのことを重々自覚している博美は、未知子の申し出を断った上で、愛する娘・舞(藤井杏奈さん)に病気がバレないよう協力してほしいと頼む。しかし未知子は「私、失敗しないので」と再度、執刀を博美に申し出る……というストーリー。22日午後9時~同10時9分に放送。

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