今週のおんな城主 直虎:第4回「女子にこそあれ次郎法師」 おとわが「次郎法師」に 政直に刺客が迫る!

「おんな城主 直虎」第4回「女子にこそあれ次郎法師」の一場面 (C)NHK
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「おんな城主 直虎」第4回「女子にこそあれ次郎法師」の一場面 (C)NHK

 女優の柴咲コウさんが主演を務めるNHK大河ドラマおんな城主 直虎」の第4回「女子(おなご)にこそあれ次郎法師」が29日に放送される。正式に出家し、「次郎法師」の名を与えられたおとわ(新井美羽ちゃん・のちの直虎)だったが、修行のつらさに耐えかね寺を逃げ出してしまう。一方、井伊家における発言力を日増しに高める小野政直(吹越満さん)は、恨みを持つ北条家に命を狙われる……。

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 「おんな城主 直虎」は56作目の大河ドラマで、脚本を「世界の中心で、愛をさけぶ」「JIN-仁-」などの森下佳子さんが担当したオリジナル作品。主人公の直虎は、幕末の大老・井伊直弼の先祖で、徳川家康の重臣・井伊直政の養母にあたる人物。井伊家当主・直盛の一人娘として生まれるが、幼くして許婚(いいなずけ)と生き別れ、その後、出家。やがて男の名で家督を継ぎ、今川、武田、徳川が領地を狙う中、知恵と勇気を頼りに、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守りながら、生き延びていく……というストーリーで、激動の世を“はざまの土地”で生きる井伊家の視点で描いていく。

 22日放送の第3回「おとわ危機一髪」は、おとわは、鶴丸(小林颯さん)と夫婦になることを拒み“出家”を試みるが、主家である今川義元(春風亭昇太さん)の怒りを買い、人質として駿府に向かう。そんな中、南渓和尚(小林薫さん)はある意外な策に打って出る……という展開だった。

 第4回で、今川に許され無事、井伊谷(いいのや)に帰ってきたおとわは、本領安堵(あんど)の条件として正式に出家することになり、「次郎法師」という名を与えられる。次郎とは井伊家の家督を継ぐ男子の名で、翌日から兄弟子である昊天(こうてん、小松和重さん)と傑山(けつざん、市原隼人さん)による厳しい修行が始まるが、井伊家当主の姫として何不自由なく育ってきたおとわにとって畑仕事や托鉢(たくはつ)などの作務(さむ)はつらく、すぐに音をあげて逃げ帰ってしまう。一方、今川の目付となった政直は、井伊家における発言力をますます高めていたが、ある日、政直の命を狙う北条の手の者が井伊谷にやってくる。

 「おんな城主 直虎」はNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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