小栗旬:アジア初に「素直にうれしい」 新ドラマ「CRISIS」がカンヌ国際映像見本市で上映へ

ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に出演する小栗旬さん(左)と西島秀俊さん=関西テレビ提供
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ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」に出演する小栗旬さん(左)と西島秀俊さん=関西テレビ提供

 俳優の小栗旬さん主演で4月にスタートする連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(関西テレビ・フジテレビ系)が、同月に仏カンヌで開催される世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV(ミップティーヴィー)」で上映されることが16日、明らかになった。アジアの作品が同見本市で公式上映されるのは、初めて。

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 小栗さんは「素直にうれしい」と喜び、「日本という国でどういう作品を作ったらいいのか、自分たちで話しながら、この『CRISIS』を作ってきました。その中で、アジアの作品を代表して、こうして世界の人たちにご覧いただくチャンスをもらえたことは本当にありがたいと思います」とメッセージを寄せている。

 ドラマは、直木賞作家の金城一紀さんが原案と脚本を手がけ、人に言えない過去を持つ各分野のスペシャリストが結集した「公安機動捜査隊特捜班」の面々が、時に国家や政府の「汚れ仕事」もこなし、自身の正義感と現実の間に挟まれ苦悩しながらも、うごめく巨悪や政治的な思惑が絡まり合う国家の危機に立ち向かう姿を描く。主人公の元自衛隊員の捜査員・稲見朗(いなみ・あきら)を小栗さんが、元外事警察の捜査員・田丸三郎を西島秀俊さんが演じ、田中哲司さん、野間口徹さん、新木優子さんも出演する。

 「MIPTV」は、リード・ミデム社が主催・運営し、1963年に第1回が仏リヨンで開催され、64年の第2回以降、毎年春にカンヌで開催されている。前回は世界97カ国から3750社が参加。世界各国の映像コンテンツ制作会社と、コンテンツを購入する放送・配信事業主、さらには共同制作関係者や投資家など関係者が集結する一大イベント。2010年に公式上映イベントとして、「ワールドプレミア」を開催。今回から「アジアワールドプレミア」が開催され、ドラマの第1話が日本での放送開始に先駆けて公式上映される。

 西島さんも「非常に光栄なことだと思います。この作品は撮影が始まる前から、日本ドラマの枠を超えた規格外の作品になるという期待がありましたので、世界の皆さんにご覧いただくきっかけができたことはすごくうれしく思います」と語っている。

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