プロフィギュアスケーターの織田信成さんが19日、劇場版アニメ「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」(高橋敦史監督)の完成披露舞台あいさつに登場した。織田さんは、イベント後の会見で「ドラえもんの思い出」を聞かれ、「(スケートの)試合で負けたりつらいときは、悔しくて泣けないという感情を、よく『ドラえもん』の映画を見て泣くようにしていた」と明かすと、同席したタレントの千秋さんから「ドラえもんのせいで泣きキャラみたいになったの」と突っ込まれ、「『ドラえもん』のせいかも」と苦笑した。
あなたにオススメ
“あの頃”のジャンプ:実写ドラマ化も話題「ウイングマン」 1983年を振り返る
今作にゲスト声優として、象に似た二足歩行の動物のパオパオの声を演じ織田さんは、フィギュアスケーターでタレントの浅田舞さんとスペシャル応援隊「南極カチコチ隊」も務めており、舞台あいさつでは“パオパオダンス”も披露。織田さんは「(劇中に登場するひみつ道具)『氷細工ごて』が気になり、オリジナルのアイスリンクを作りたいと思いました。オリンピック用のリンク、子供が練習できるリンク、カフェもあったり(笑い)」と夢を膨らませていた。
舞台あいさつには、ゲスト声優を務めたお笑いコンビ「サバンナ」、イベント後の会見には、ドラミちゃんを演じているタレントの千秋さんも出席した。千秋さんも「ドラえもんの思い出」を聞かれ、「厳しい家に育ち、唯一見られたアニメが『ドラえもん』でした。ドラミちゃんの役をいただいたときが芸能界に入って一番か二番くらいにうれしかった。理想の男性はドラえもんと言い続けてきて不思議ちゃんと言われたりしましたが(笑い)、結果、妹になれてうれしかった」と満面の笑みを見せた。
「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」は、人気アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)の37作目となる劇場版。真夏の暑さに耐えかね、南太平洋に浮かぶ巨大な氷山に向かったのび太たちは、氷漬けになっている不思議な腕輪(リング)を発見。リングは人が住んでいるはずもない10万年前の南極のもので、リングの落とし主を探るうち、目の前に氷の下に閉ざされた巨大な都市遺跡が姿を現す……というストーリー。3月4日から公開される。