「GODZILLAゴジラ」(2014年)の製作会社が再び挑んだ巨大生物映画「キングコング 髑髏島の巨神」(ジョーダン・ボート・ロバーツ監督)が25日から公開される。島の“守護神”コングと人間が壮絶な戦いを繰り広げるサバイバルアクションだ。コンピューターグラフィックス(CG)や視覚効果を駆使して作り上げられたコングの雄姿に圧倒される。
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未知の生命体の存在を確認しようと、学者やカメラマンからなる調査隊が、太平洋に浮かぶ孤島“スカル・アイランド(髑髏島)”に上陸する。そこに、突然現れた巨大な“守護神”キングコング。島に侵入されたことに怒りを爆発させるコングを前に、人間たちはサバイバルを強いられるが、脅威はコングだけではなかった。それ以上に恐ろしい敵が他にもいた……というストーリー。「マイティ・ソー」(11年)のトム・ヒドルストンさんや、「ルーム」(15年)のブリー・ラーソンさんらが出演。日本語吹き替え版では、ヒドルストンさんの声を歌手で俳優のGACKTさんが、ラーソンさんの声を女優の佐々木希さんが担当している。
今回のコングの体長は31.6メートル。まさに巨大な化け物だが、コングにしてみれば調査隊の行為は自然破壊以外の何ものでもなく、激怒するのは当然のこと。おのずとこちらもコングに共感してしまう。彼の、哀愁漂う後姿に見とれ、銃弾を手でよけるときの、まるで人間がうるさいハエを追い払うような仕草に失笑。さらに、崖に腰かけ一人オーロラを見つめる切ない姿に胸が痛んだ。映画は、自然破壊に対する警鐘と反戦を裏テーマに、ほかの巨大生物を登場させることでコングを「巨神」たらしめていくが、20年にはコングとゴジラが戦う「GODZILLA VS.KONG(原題)」の公開も予定されており、その前哨戦(ぜんしょうせん)として、ぜひ押さえておきたい作品だ。25からTOHOシネマズ新宿(東京都新宿区)ほか全国で公開。(りんたいこ/フリーライター)
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