芳根京子:朝ドラ後初連ドラは日曜劇場ヒロイン 「小さな巨人」で新人警察官に

4月スタートの日曜劇場「小さな巨人」でヒロインの新人警察官を演じる芳根京子さん (C)TBS
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4月スタートの日曜劇場「小さな巨人」でヒロインの新人警察官を演じる芳根京子さん (C)TBS

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「べっぴんさん」でヒロインを務めた女優の芳根京子さんが、「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を生み出してきた「日曜劇場」枠で4月にスタートする連続ドラマ「小さな巨人」(TBS系)に出演することが31日、明らかになった。芳根さんは朝ドラ後、初の連ドラ出演でヒロインの新人警察官・三島祐里を演じる。

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 同局の連ドラに出演するのは2015年放送の「表参道高校合唱部!」以来となる芳根さんは「朝ドラの撮影が終わって、TBSのスタッフさんに『おかえり!』と言っていただけてうれしかったです」と明かし、「本当に豪華なキャストの皆様に囲まれて過ごせること、そして初めての社会人の役。自分にとってまた新たな大きな挑戦になりますが精いっぱい頑張ります!」と意気込みを語った。

 ドラマは、長谷川博己さん主演作。警視庁捜査1課強行班1係長として活躍し、未来の捜査1課長間違いなしと呼ばれるまでの刑事だった香坂真一郎(長谷川さん)が、あるミスで所轄へと左遷されるが、そこは小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じて事件に挑む同僚たちがいて……という展開。警察という名の巨大組織でもがき、奮闘する男たちの戦いを描くエンターテインメントになる。

 芳根さん演じる祐里は、警察犬のブリーダーに憧れて警視庁に入庁したが、志望とは異なる警務部の人事課に配属された新任職員。伊與田英徳プロデューサーが取材する中で出会った実在する人をモデルに作られた役柄で、祐里は人事の仕事をこなす中、優秀な刑事と出世をする刑事とは別物であることや、普段は巨悪に立ち向かう勇猛果敢な警察官たちが人事にも大変興味を持っていることも知る。祐里が警察内部の人事情報に精通し、ある決意をすることがその後の物語を左右していくことになる。

 伊與田プロデューサーは「私たちが取材を重ねる中で、普段は果敢に事件と戦っている警察官が、実は人事にも大変興味を持っているということを知りました。今回の作品の中でも、それと同じ目線となる新人警察官役が必要だと思い、芳根さんにオファーをしました」と説明。さらに「純粋でまっすぐな彼女であれば、警察官の背中を見て社会人の厳しさを感じる三島祐里役を演じきってもらえると思っております」と期待を寄せ、「そんな組織の現実を知った中でも、懸命に戦う女性を演じる芳根さんを視聴者の皆さんにも応援していただけるとうれしいです」と語った。

 ドラマは4月16日から毎週日曜午後9時に放送。初回は25分拡大版。

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