今週の小さな巨人:ライバルがまさかの殺人容疑者に 1課長との対決再び

日曜劇場「小さな巨人」第7話のワンシーン=TBS提供
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日曜劇場「小さな巨人」第7話のワンシーン=TBS提供

 長谷川博己さん主演のドラマ「小さな巨人」(TBS系、日曜午後9時)の第7話が28日、放送される。主人公の刑事・香坂真一郎(長谷川さん)は、手柄を立てながらも警察組織の論理で豊洲署へ飛ばされる。急成長する「早明学園」が政府と癒着していることを突き止める中、同じ豊洲署へ飛ばされたライバルの山田春彦(岡田将生さん)が殺人事件の容疑者になる。香坂は、再び警視庁捜査1課長の小野田義信(香川照之さん)と対決することになる。

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 金崎玲子理事長(和田アキ子さん)と富永拓三専務(梅沢富美男さん)が経営する早明学園の不正を暴くため内偵捜査をしていた元捜査2課の刑事・江口(ユースケ・サンタマリアさん)が殺害された。その現場から走り去った山田は、容疑者として捜査1課に拘束される。山田から詳細な報告を受けた香坂は、三島祐里(芳根京子さん)らと独自捜査を始めて有力情報を手に入れるが、1課長の担当運転手となった渡部久志(安田顕さん)に捜査を妨害されてしまう。

 「小さな巨人」は、警視庁の捜査1課長を目指すエリート刑事・香坂が、小さなミスで出世の道から外されて所轄の刑事となるが、警察の体制に疑問を抱いて奮闘するという内容。「半沢直樹」や「下町ロケット」などの伊與田英徳(いよだ・ひでのり)さんがプロデュースするオリジナル作。難事件解決に加え、警視庁と所轄の確執など警察内部の闘いも描く。

 前週の第6話は、早明学園経理課長の横沢裕一(井上芳雄さん)の失踪について相談が持ち込まれた。怪しいと感じた香坂は、学園へ出向き、新人警察官時代に世話になった専務の富永と再会を果たす。しかし金崎と富永は「横沢の事件は横領。示談で解決する」と言われ、小野田からも捜査の手を引くよう“圧力”がかかる。香坂は捜査を進めるうちに、江口が内偵捜査を進めていて、横沢から学園の裏帳簿を受け取る寸前だったことも知る。そんな中、江口が血を流して倒れていた現場に山田がいた……という内容だった。

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