斎藤工:「昼顔」は「僕の役者人生を変えた」

映画「昼顔」の初日舞台あいさつに登場した斎藤工さん
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映画「昼顔」の初日舞台あいさつに登場した斎藤工さん

 俳優の斎藤工さんが10日、東京都内で映画「昼顔」(西谷弘監督)の初日舞台あいさつに登場した。「あなたにとって昼顔とは」と聞かれた斎藤さんは「無意識の意識。昼顔に出て、僕の役者としての人生が変わった。(ドラマの時に)西谷監督から色気を排除しようと相談された。カメラなど周りの目線を意識しないようにした。スイッチが入るというより、僕の中にあるものが(演じた)北野のままだった」と振り返った。

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 舞台あいさつには、主演の上戸彩さん、伊藤歩さん、平山浩行さん、西谷監督も出席。この日、「ヒルガオ」の生花をジャケットの胸ポケットに挿して登場した斎藤さんは「朝、スタイリストさんが摘んできてくれました。もしかしたら、犬のおしっこがかかっているかもしれませんね」とジョークで笑いを誘った。

 映画は、2014年7~9月に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)の劇場版で、ドラマの3年後が舞台。夫と離婚し、とある海辺の町で1人暮らしをしていた紗和(上戸さん)は、その町に偶然、北野(斎藤さん)が講演に訪れることを知り、2人は再会する……という展開。映画版もドラマと同じく西谷監督がメガホンをとり、脚本は井上由美子さんが務める。

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