俳優の小栗旬さんが6日、東京都内で行われた映画「君の膵臓をたべたい」(月川翔監督、28日公開)の完成披露舞台あいさつに主要キャストとともに登場。北村匠海さん扮(ふん)する「僕」の12年後を演じた小栗さんは、「20代前半くらいまではこういった繊細な役のオファーが多かった」と明かすと、「最近どうも強い人とかヒーローをやらされて……。自分の中では『こうじゃないのにな、僕は』って過ごしている時間もある」と首をかしげた。
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また左利きの小栗さんは、北村さんに合わせて「右手で黒板に文字を書くのが去年で一番、大変な作業だった」といい、「ちょうど去年の9、10月が撮影だったんですけど、僕は“すごく戦わなくてはいけない役”が待っていて、体を鍛えてしまって。監督からは『(今回の役の)「僕」にならないから、シャツ1枚にはならないように』って言われたりしていましたね」と振り返った。
映画は、2016年の本屋大賞で2位にランクインした住野よるさんのベストセラー小説の実写化で、浜辺美波さんと北村さんのダブル主演。母校の教師となった「僕」が桜良(浜辺さん)と過ごした学生時代を回想する形で、現在と過去の二つの時間軸が交差する。学生時代の「僕」(北村さん)は、膵臓の病を患う桜良が書いていた闘病日記「共病文庫」を偶然見つけたことから、次第に桜良と一緒に過ごすようになるが、懸命に生きる桜良の日々はやがて……というストーリー。桜良の親友で結婚を控える恭子役で北川景子さんも出演する。
小栗さんは映画について「素晴らしかったです」と力を込めると、「自分の出ている映画を見て、こんなに泣いたのは初めて。心が洗われる感じでした」と話していた。舞台あいさつには北村さんや浜辺さん、北川さんも登場した。
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