伊藤くん A to E:木村文乃「女である時点でいっぱい傷つく」? “アラサー毒舌女子”役の印象は…

連続ドラマ「伊藤くん A to E」第1話の場面写真 (C)「伊藤くんA to E」製作委員会
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連続ドラマ「伊藤くん A to E」第1話の場面写真 (C)「伊藤くんA to E」製作委員会

 連続ドラマ「伊藤くん A to E」(MBS・TBS)の第1話が15日深夜、TBSで放送され、主演の木村文乃さんのインタビュー動画も公開された。主人公の“アラサー毒舌女子”莉桜(りお)について、木村さんは「女子としてのあり方が悪いお手本」といい、「今回、女という生き物に対してのお話だから“女である時点”でいっぱい傷つく」と苦笑い。映画化も決まっているが「耐えうるメンタルをきちんと育てて、現場に入るようにしたいと思います」と語っている。

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 さらに木村さんは、ドラマについて「登場人物にまともな人が一人もいません」と断言。また描かれている人間模様を「社会の縮図」とし、「『こうさえしなければ』っていう一番悪い部分が凝縮されているから、お手本になると思います」とアピール。最後には「ドロドロしてそうだなとか重そうだなと思われる方。全然そんなことないです。結構シュールに笑えたりするので、見ていただければ独特の世界観にはまれると思います」と視聴者に呼びかけていた。第1話はMBSで20日深夜に放送される。

 「伊藤くん A to E」は、柚木麻子さんの同名恋愛小説が原作。聞くにつけ首をかしげたくなるほどの“痛男”の伊藤を巡る恋愛ミステリーで、木村さんは過去の栄光で何とか一流としてのプライドを保っている崖っぷちのアラサー脚本家・矢崎莉桜を演じ、岡田将生さんとのダブル主演で映画化も決定している。

 第1話「A ぞんざいに扱われる女 島原智美 前編」では、数年前「東京ドールハウス」というドラマで一世を風靡(ふうび)した脚本家の矢崎莉桜(木村さん)が、エッセー本の出版記念イベントの企画で集まった女性たちの恋愛指南をすることになり、同じ“伊藤”という名字の男について悩む4人の女性に注目する。

 1人目の相談者、島原智美(佐々木希さん)は美人で優秀。しかし合コンで知り合った伊藤と5年間付き合っていて、まだ1度もセックスをしていない。久しぶりのデートに落ち着かない智美に、伊藤は「好きな女ができた」と言う。腹の底で毒づきながらも新作のネタ欲しさに智美を巧みに誘導し、再び伊藤に会うよう仕向ける莉桜だが、事態は予期せぬ方向に……というストーリー。

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