大地真央:米倉涼子と初共演 「ドクターX」で“患者ファースト”掲げる病院長に

10月スタートの「ドクターX ~外科医・大門未知子~」で初共演する大地真央さん(左)と米倉涼子さん=テレビ朝日提供
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10月スタートの「ドクターX ~外科医・大門未知子~」で初共演する大地真央さん(左)と米倉涼子さん=テレビ朝日提供

 女優の大地真央さんが、米倉涼子さん主演で10月にスタートする連続ドラマ「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の第5シリーズに出演することが6日、明らかになった。大地さんと米倉さんが共演するのは今回が初。“患者ファースト”を掲げる東帝大学病院の女性院長・志村まどかを演じる大地さんは「とにかく今は『この大役をやり遂げるぞ!』と燃えています」とコメント。オペシーンにも挑戦するといい「臆する気持ちは一切なく、むしろ今から興味深くて楽しみです。知り合いの心臓外科の先生にもお話を伺いつつ、撮影現場で手つきなどを習得できれば」と意気込んでいる。

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 大地さん演じるまどかは、「東帝大学」医学部を首席で卒業した才女で、コネにも人脈にも頼らず、実力一本で東帝大学病院で初の女性院長となった人物。未知子(米倉さん)の腕前も高く評価し、周囲の反対を押し切り、病院に雇い入れるも、2人は己が考えたベストの道を信じ、他にこびない姿勢を貫く者同士のため、医療の現場におけるさまざまな局面で対立していく。まどかは未知子にとって初の“クリーンな敵”となる。

 大地さんは「私が演じるまどかは、自分の力だけで初の女性院長にまで上り詰めたエリート。米倉涼子さん演じる未知子さんと少し似たところがある半面、フリーランスの彼女に対して時に高飛車であったりもします」とコメント。役を演じるにあたっては「そのあたりのニュアンスが物語の良いエッセンスになるよう、まどかの存在によって未知子さんがより引き立つよう、“めりはりの効いた立ち回り”を心掛けています」と話している。

 一方、米倉さんは「大地さんは、毅然(きぜん)とした態度で病院改革に取り組む志村院長にピッタリだと思います。声に貫録があって、さすがは宝塚の男役トップスターだった方だなと圧倒されました。また、強い意志を感じる瞳も印象的! 目力の強い未知子としては負けられないな、と思いました」と初共演に気合を入れ直していた。

 「ドクターX」は、天才的な腕を持ちながら組織に属さず、フリーランスとして病院を渡り歩く天才外科医・大門未知子を通して医療現場を描いた人気ドラマ。第5シリーズは、前シリーズから大きな転換期を迎えた「東帝大学病院」が舞台で、策略が渦巻く院内政治を操ってきた院長・蛭間重勝(西田敏行さん)の失脚から1年、初の女性院長・志村まどかはクリーンな医局を取り戻すべく大改革を進めるも、院内の権力者たちが、絶対的権力と縦社会で統制された“真っ黒な巨塔”を復活させようと暗躍し始め、そこに大門未知子が再び派遣される……というストーリー。

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