上川隆也:「終わることが本当に惜しい!」 「遺留捜査」第4シーズンきょう完結

連続ドラマ「遺留捜査」のクランクアップ時の上川隆也さん(左から4人目)ら=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「遺留捜査」のクランクアップ時の上川隆也さん(左から4人目)ら=テレビ朝日提供

 俳優の上川隆也さんが主演する連続ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系、木曜午後8時)が14日、最終回を迎える。2011年の第1シーズンから今回の第4シーズンまで“超マイペース”な刑事・糸村聡を演じてきた上川さんは、今シーズンの撮影を終え、5月上旬から約3カ月間にわたる撮影を振り返って感謝を語った。

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 8月上旬に東映京都撮影所でクランクアップを迎えた上川さん。最後の撮影は、栗山千明さん、戸田恵子さん、永井大さんらレギュラーメンバーとの“特別捜査対策室”でのシーンで、全撮影を終了した上川さんは「皆さま、本当にお疲れさまでした。暑い京都の夏を、一緒に走り抜けていただいて感謝しています。正直言いまして、連続ドラマとして戻って来ることができるとは思っていなかった『遺留捜査』が、こうして場所や設定も新たに帰って来ることができ、無事に撮影を終えることができて本当にうれしく思います」と感無量の面持ちを浮かべ、キャストたちとガッチリ握手を交わした。

 また、今シーズンが好評なことにも触れ、「僕らがひとつひとつ摘んできた収穫を、皆さんと喜び合いながら手ごたえとして感じることができました」と感謝。「5月から始まった撮影があっという間で、それは何より皆さんとの時間が楽しかったからに他なりません。この時間が終わることが……本当に惜しいです」と、しみじみとあいさつした。

 「遺留捜査」は、警視庁刑事部の捜査1課に科学捜査係として参加している風変わりな刑事・糸村(上川さん)が、独自の視点と執着心で現場に残された遺留品から事件の真相と、被害者の思いを明らかにしていく1話完結型の連続ドラマ。11年4月クールに放送され、12年7月クールから第2シーズン、13年4月クールから第3シーズンを放送。今年7月から第4シーズンが放送されてきた。

 最終話では、黒留め袖を着た女が結婚式場のトイレで絞殺死体となって発見される。しかし、被害者は式の参列者ではなく、祝儀泥棒の前科がある女で、またも泥棒を働こうとしているのかと疑われたが、糸村は被害者のポーチの中から見つかった“衣類の素材表示タグ”に注目。普通なら捨ててしまうタグを、なぜ被害者は取っておいたのか。小さなタグから糸村が真実に迫る……という展開だ。

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