放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の役所広司さん主演で、人気作家・池井戸潤さん原作の連続ドラマ「陸王」(TBS系、日曜午後9時)の第4話「茂木、崖っぷちからの復活!!」が12日、放送される。老舗足袋業者「こはぜ屋」の新シューズ「陸王」の懸案だったソールの問題が解決するが、ランナーの茂木(竹内涼真さん)は会社から引退勧告される。予告には「負け組の反撃開始!」という文字が躍り、こはぜ屋と茂木の巻き返しを思わせるシーンがある。
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陸王のソールとして最適な硬さの特殊素材「シルクレイ」を作ることに成功した宮沢大地(山崎賢人さん)と飯山(寺尾聰さん)。大きな一歩を踏み出したことを祝し、社長の宮沢紘一(役所さん)は、今までの苦労をねぎらう。次の段階へと移るため、紘一は茂木の足型を取らせてもらいにダイワ食品陸上競技部を訪ねる。
茂木は、会社の労務課の呼び出しで担当者と面談すると「陸上を引退して社業に専念しては」と言われる。年齢的にも方向転換に良いタイミングで、社員としてキャリアを積み上げていける、という話に茂木の答えは……。
「陸王」は、池井戸さんの同名小説(集英社)が原作。資金繰りに苦しむ老舗の足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一が新規事業へ参入、足袋製造の技術を生かしたランニングシューズを開発して世界的なスポーツブランドと争う物語。
第3話は、紘一の説得もあり、特殊素材「シルクレイ」を陸王のソールに使えるようになった。特許を持つ飯山は、自身も陸王の開発チームに加わると申し出て、本格的なソール作りが始まった。世界的スポーツメーカー「アトランティス」からスポンサード契約を打ち切られた茂木は、けがを治すため、わらをもつかむ思いで、陸王に足を入れる……という展開だった。
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