女優でグラビアアイドルの片山萌美さんが23日、東京都内で開かれた連作映画「TANIZAKI TRIBUTE」の完成披露上映会にホルターネックの赤いドレス姿で登場し美脚を披露した。脚をなめられる愛人役を演じた片山さんは「気持ちのいいものではないですね。今後は(脚をなめられることは)一生ないと思ってやらせていただきました」と苦笑していた。
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片山さんは、脚をなめられたり、すがられたりすることについて「(私の脚を)なめるほうが大変だったのでは」と笑顔で語った。イベントの最後には共演したでんでんさんの68歳の誕生日を祝い、「富美子の足」がデザインされた特注バースデーケーキが登場。片山さんはでんでんにケーキを食べさせていた。
谷崎潤一郎の小説が原案の映画「神と人との間」(内田英治監督、27日公開)と「富美子の足」(ウエダアツシ監督、2月10日公開)、「悪魔」(藤井道人監督、2月24日公開)の映画3作の連作「TANIZAKI TRIBUTE」のイベント。監督たちが作品を選び、独自の解釈で現代劇にして映画化した。出演した俳優の吉村界人さんや、大野いとさんらが登場した。
片山さんが主演した映画「富美子の足」は、富豪の老人・塚越(でんでんさん)は富美子(片山さん)を愛人にし、彼女の美しい脚に喜びを感じる日々を送っていた。塚越は、フィギュア作家のおいの野田(淵上泰史さん)に富美子の脚の等身大フィギュアを作るように依頼する。しかし塚越はフィギュアに満足せず、「富美子の脚を理解するためになめてみろ!」と命令する……というストーリー。
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