遠藤憲一:20代役挑戦 「無理はあるでしょうが…」

連続ドラマ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」の制作発表会見に出席した遠藤憲一さん
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連続ドラマ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」の制作発表会見に出席した遠藤憲一さん

 俳優の遠藤憲一さんが30日、東京都内で開かれた連続ドラマ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」(東海テレビ・フジテレビ系)の制作発表会見に、主演の滝沢秀明さんらと出席した。遠藤さんは57歳の死刑囚を演じており、ドラマでは回想シーンで20代の柳瀬も登場。「30歳を過ぎて20代を演じるのは初めて」という遠藤さんは、「スタッフが工夫してくれて。20代を演じているときはかつらをかぶっている。無理はあるでしょうが、(劇中で)かつらをかぶっていたら20代だと思って」とお願いしていた。

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 遠藤さんと滝沢さんは、2002年に放送された連続ドラマ「太陽の季節」(TBS系)以来、約16年ぶりの共演といい、滝沢さんは「改めて共演できるのはうれしい」と話し、遠藤さんは「タッキー(滝沢さん)は演技もうまくて、当時より、りりしくなった。本当は明るく話したいけど、今回は死刑囚と弁護士なので、それはできない。いつも(ガラス越しだから)“壁がある”」と冗談交じりに話していた。

 ドラマは、小杉健治さんの小説「父と子の旅路」(双葉社)が原作。滝沢さん演じる青年弁護士・浅利祐介が、自分の両親と祖父を殺害したとされる死刑囚・柳瀬光三(遠藤さん)の再審請求をするため、事件に向き合い、成長していく姿を描く。2月3日から毎週土曜午後11時40分に放送。
 
 会見には片岡鶴太郎さん、谷村美月さん、横山めぐみさんも出席した。

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