若村麻由美:「海月姫」で“月9”初出演 女装美男子・鯉淵蔵之介の母役に

月9ドラマ「海月姫」に出演する若村麻由美さん=フジテレビ提供
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月9ドラマ「海月姫」に出演する若村麻由美さん=フジテレビ提供

 女優の若村麻由美さんが、放送中のフジテレビ系“月9”ドラマ「海月姫」に12日放送の第5話から出演することが明らかになった。女装美男子・鯉淵蔵之介(瀬戸康史さん)の母・リナを演じる。若村さんは「複雑な環境の中、離れ離れになった親子の再会は難しいですが、蔵之介を繊細に演じていらっしゃる瀬戸さんの演技の見せどころでもあるので、蔵之介の母らしく、たおやかに受け止められればと思っています」と話している。

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 リナは、元舞台女優で蔵之介の父・慶一郎(北大路欣也さん)の元愛人という設定。リナは蔵之介を産んで慶一郎と別れるが、慶一郎は将来政治家にするために蔵之介を引き取り、それ以来リナと蔵之介は一度も会ったことがないことが第4話で明らかになっていた。リナは、蔵之介が女装を趣味にするきっかけといえる存在で、1話から描かれている鯉淵家の人間関係、慶一郎と蔵之介、修の異母兄弟の見えないわだかまりが、彼女の登場によってどう変わっていくかがポイントになるという。

 ドラマは東村アキコさんの同名マンガが原作。「男を必要としない人生」を掲げるオタク女子たち「尼~ず」が集う男子禁制の共同アパート「天水館」を舞台に、オシャレにも異性にも無縁で、三度の飯よりクラゲが好きなクラゲオタクの主人公の月海(芳根京子さん)が、恋を知り、新しい自分、新たな生き方を見つける姿を描く。2010年にはテレビアニメ化され、14年には女優・のんさん主演で映画化もされた。

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