アズールレーン:おじさんゲーマーがまったり遊んでみた(20) 「中二病」の心で生きる

「アズールレーン」のゲーム画面
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「アズールレーン」のゲーム画面

 昨年に配信が始まり、日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」のコスプレでも人気となったスマートフォン用ゲーム「アズールレーン(アズレン)」。ゲームファンの間でも人気とはいうものの、どんなゲームなのでしょう。かつて「艦隊これくしょん-艦これ-」に熱中した経験のあるおじさんゲーマーが実際に体験してみました。(毎週火、木、土、日曜掲載)

ウナギノボリ

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 アズレンで新イベント「凛冽(りんれつ)なりし冬の王冠」が始まりました。それにしても、漢字誕生の国だけあって、難しい単語を使ってきますね。初見で読めなかった人は、正直に手を挙げましょう。おじさんも意味があやふやだったので、思わず辞書を引いてしまいました。それにしても先週まで「春節」イベントをやっていたのに、すごいパワーですよね。開発チームの体力は大丈夫?と少し心配になります。

 さて、イベントの“主役”は、英戦艦の「デューク・オブ・ヨーク」のようですね。日本語に直せば「ヨーク侯」で「日本語の名前の響きはイマイチだなあ」と思うのですが、横文字にすると、何となく格好良く感じるから不思議です。おじさんの中二病的な感覚は、もう一生直らない気がします。

 ですが以前、京都アニメーションの石原立也監督に、アニメ「中二病でも恋がしたい!」についてインタビューをしたとき「作品で心がけているのは『中二病』の心を忘れないこと」と言っておられたことを思い出しました。おじさんは都合良く開き直って「中二病です」と胸を張って生きることにします。

 新イベントがあると、新キャラが追加されるわけで、「加賀掘り」をちょっと置いて、手持ちの資金をほぼつぎ込み、「建造」(キャラが出るガチャ)を20回ばかりしてみましたが、期待の新キャラは、軽巡洋艦の「ジャマイカ」のみでした。そういえば、PS4のゲーム「モンスターハンター:ワールド」では、大型モンスターの「プケプケ」を何度倒しても、欲しいアイテムの「毒袋」が一向にドロップしません。おじさんの「リアルラック」の悪さは、筋金入りなのだと思います。

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 アズールレーンは、英戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」や日本の駆逐艦「綾波」など美少女キャラに擬人化された艦艇が登場、最大6隻の艦隊を編成してプレーヤーが操作をして敵艦隊を倒す……というシューティングRPG。アクションが苦手な人でも楽しめるよう自動操作の機能もある。基本利用料無料のアイテム課金。

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