妻夫木聡:映像化熱望した主演ドラマ 竹内結子出演に「勝ったな!」

「連続ドラマW イノセント・デイズ」の完成披露試写会&舞台あいさつに登場した妻夫木聡さん(左)と竹内結子さん
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「連続ドラマW イノセント・デイズ」の完成披露試写会&舞台あいさつに登場した妻夫木聡さん(左)と竹内結子さん

 俳優の妻夫木聡さんが12日、東京都内で開かれたWOWOWの主演連続ドラマ「連続ドラマW イノセント・デイズ」の完成披露試写会&舞台あいさつに、共演の竹内結子さんらと登場。ドラマは、原作を読んだ妻夫木さんが、映像化を熱望し企画にも参加している。物語のキーパーソンとなる田中幸乃役に竹内さんがキャスティングされたことについて、妻夫木さんは「結子ちゃんが出演してくれると聞いたとき、うれしかったですね。このドラマは『勝ったな!』って思いました。撮影前に完成したって思いました」と自信をのぞかせた。

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 竹内さんの印象を聞かれた妻夫木さんが「いっぱい甘えさせてくれる女優さん。心が通じ合えている」と語ると、竹内さんは「ものすごいプレッシャーかけるね。もう撮り終えていて良かった。ブッキー(妻夫木さん)とは、20歳ぐらいのときから共演してきてるから」とにっこり。妻夫木さんが「お互い、年をとったね」と話すと、「『重ねた』と言おうか!」と突っ込みを入れていた。

 原作は作家・早見和真さんの同名小説(新潮文庫)で、第68回日本推理作家協会賞・長編及び連作短編集部門受賞作。死刑判決を受けた幼なじみの幸乃(竹内さん)の無実を直感した慎一(妻夫木さん)は、幸乃を助けるため、さまざまな人々に会いに行くが、先々で幸乃の壮絶な過去を知る。一方で死刑の時を淡々と待つ幸乃だったが、刑務官の瞳(芳根京子さん)は、その姿になぜかひかれ始め……というストーリー。

 イベントには、新井浩文さん、芳根さん、石川慶監督、原作者の早見さんも出席。妻夫木さんは「映像化できたことが夢のよう。感無量です。まだ、実感がなくて夢の中にいるよう」としみじみしながら「小説を読んだときに面白いって思って。映画化される動きを聞いていた。でも、僕はドラマでゆっくり描いた方が良いと思った。(映画化されなくなり)チーターというか、ハイエナのように横取りしてしまった感じ」と振り返っていた。

 ドラマはWOWOWプライムで18日から毎週日曜午後10時に放送。全6話で第1話は無料放送。

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