渡辺麻友:AKB卒業後ドラマ初出演 「がん消滅の罠」で切れ者の保険調査員に

ドラマ「ドラマ特別企画『がん消滅の罠』」に出演する渡辺麻友さん=TBS提供
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ドラマ「ドラマ特別企画『がん消滅の罠』」に出演する渡辺麻友さん=TBS提供

 昨年末にアイドルグループ「AKB48」を卒業した渡辺麻友さんが、4月2日に放送されるスペシャルドラマ「ドラマ特別企画『がん消滅の罠』」(TBS系)に出演することが14日、明らかになった。渡辺さんがAKB48を卒業後、ドラマに出演するのは初めて。岩木一麻さんの医療ミステリー小説「がん消滅の罠~完全寛解(かんかい)の謎」(宝島社)が原作で、渡辺さんは主人公・夏目典明(唐沢寿明さん)の親友で生命保険会社調査部に勤務する森川雄一(及川光博さん)の部下の切れ者保険調査員、水島瑠璃子を演じる。

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 渡辺さんは「医療ものの作品ということで、肺腺がん患者、リビングニーズ特約、生前給付金、完全寛解などなど、今まで私が生きてきてただの一度も発したことがない単語や、説明せりふの多い役に大変苦労しました。私が演じる水島瑠璃子は、生命保険会社調査部、社会人4年目くらい、お仕事にも慣れてきて楽しくなってきているころかな、というような設定でしたので、そのような人物像も意識し演じるように心がけました」とコメントしている。

 クランクインは、唐沢さん、渡部篤郎さん、及川さんとの4人のシーンだったといい、「テレビでよく見る方たちがいる……。そこに私が混ざっている……。何だろうこの状況は!? とめちゃくちゃ緊張していましたが、いや、これはとても光栄なこと、こんな機会はなかなか訪れないし、たくさん学ばせていただこう、と必死に気持ちを切り替え、緊張を乗り越えました。及川さん演じる森川の優秀な部下・水島瑠璃子が調査部で不正を暴こうと鋭い観察をする、唐沢さんに厳しく追求する、など今までにない演技にも挑戦しています。切れ者になり切れているかどうか、ぜひ楽しんで見ていただけたらと思います」と話している。

 ドラマを手がける倉貫健二郎プロデューサーは、渡辺さんの起用理由を「真面目でお仕事に真摯(しんし)に取り組む姿が水島瑠璃子と重なり、今回の役をお願いしました。唐沢さんや渡部さん、及川さんらベテラン勢の中、意志が強く、切れ者の瑠璃子をフレッシュに演じてくださっています。新しい渡辺さんの魅力が出ていると思いますので、ぜひご期待ください!」と話している。

 ドラマは、最高峰のがん治療を提供する病院の医師・夏目典明(唐沢さん)が、変わり者の研究医(渡部さん)、生命保険会社に勤める親友の森川雄一(及川さん)と共に、生命保険金の生前給付を受け取った直後、がんが完全寛解した患者の謎に迫る。麻生久美子さん、手塚とおるさん、加藤虎ノ介さんらも出演する。TBS系で4月2日午後8時に放送。

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