仮面ライダーエグゼイド:檀黎斗の全裸シーンは監督の“過剰演出”だった 続編にも含み

Vシネマ「仮面ライダーエグゼイド  トリロジー アナザー・エンディング」イッキ見トークショー付き上映会に登場した(左から)脚本家の高橋悠也さん、鈴村展弘監督、大森敬仁プロデューサー
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Vシネマ「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング」イッキ見トークショー付き上映会に登場した(左から)脚本家の高橋悠也さん、鈴村展弘監督、大森敬仁プロデューサー

 特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」のVシネマ「仮面ライダーエグゼイド トリロジー アナザー・エンディング」イッキ見トークショー付き上映会が、東京都内で23日に開催され、鈴村展弘監督、大森敬仁プロデューサー、脚本家の高橋悠也さんが登壇。檀黎斗/仮面ライダーゲンムを演じた岩永徹也さんの全裸シーンについて、高橋さんは「本編22話で上半身裸で黎斗がいたので、気合を入れると脱ぐ人なんだって思って、脚本に“裸体”とは書いた。また上半身裸になってくれれば、檀黎斗が楽しくお芝居をしてくれるとは思った。ただ“全裸”とは書いていない」と告白。鈴村監督の過剰演出だったことが発覚し、観客からは笑いが起こった。

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 大森プロデューサーも「僕もラッシュで見て、すごく驚いた」と振り返ると、高橋さんが「(“裸体”を“全裸”と)読んだ人の心があぶり出たってことですよね」と鈴村監督のことを暗に示唆。すると鈴村監督は「岩永君はノリノリで全裸になっていましたけどね」と言い訳し、観客からさらなる爆笑が起こった。

 「トリロジー アナザー・エンディング」は、パート1「仮面ライダーブレイブ&スナイプ」、パート2「仮面ライダーパラドクスwithポッピー、パート3「仮面ライダーゲンムVSレーザー」の3部作で、劇場版「仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」から2年後の世界が舞台。“ラスボス”として立ちはだかる檀黎斗/仮面ライダーゲンムが仕掛ける最後のゲームにライダーたちが翻弄される……という内容。テレビシリーズでは語られなかった三つに連なった新エピソードが明らかになる。DVDとブルーレイディスクが28日から順次発売される。

 大森プロデューサーは「『エグゼイド』はこれでいったん終わりますが、また何かの機会にお会いできれば」と再会を約束。6月には高橋さん原作の小説版「仮面ライダーエグゼイド」が刊行予定だが、鈴村監督は「大森プロデューサーから、(物語が)3年後だったら映像化できるんじゃないかって言われている。全く頭にないわけではないので、さらなる続編があるかもしれません」と含みをもたせ、集まったファンを喜ばせていた。

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