ディーン・フジオカ:主演ドラマの主題歌担当 「新しい試みが詰まった曲」

DEAN FUJIOKAさん
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DEAN FUJIOKAさん

 俳優のディーン・フジオカさんが、主演を務める新連続ドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐(ふくしゅう)-」(フジテレビ系)の主題歌を担当することが、分かった。アーティスト名「DEAN FUJIOKA」として、ドラマのために書き下ろした楽曲で、タイトルは「Echo」。ドラマの主人公の心情やストーリーの謎をひもとくような要素を含んだ全英語詞の楽曲という。

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 ドラマは、「巌窟王(がんくつおう)」としても知られる、アレクサンドル・デュマの名作「モンテ・クリスト伯」が原作。主人公の柴門暖(フジオカさん)が、冤罪(えんざい)で15年間投獄され、愛する女性と未来の家族を奪われながらも何とかはい上がり、“復讐鬼”と化して自らを陥れた者たちへ次々と華麗で緻密なわなを仕掛け、制裁を下していく……という復讐劇。4月19日から毎週木曜午後10時放送。初回は15分拡大版。

 ◇DEAN FUJIOKAさんのコメント

 制作当時スイスに渡航していたことがきっかけで、チューリヒやベルンなどの街並みやそこで出会った人々、博物館や美術館の収蔵品などから、特に宗教戦争にまつわるヨーロッパの歴史を身近に感じ、想像力をかき立てられました。信仰を持つ人間が信仰を持つ故にぶつかる壁があるのだとしたら? 許しとは? 救いとは? 答えの出ない疑問が「絶望の嘆き」となって、頭の中で反響し続けるイメージをこの「Echo」という曲に込めて書き下ろしました。当時ロシアや東欧のクラブミュージックにハマっていたこともあり、その東方正教会の様式美を連想させるサウンドから受けたインスピーレーションを、自分の楽曲の中で過去最もスローなBPMに乗せることで、一音一音が重く響くよう表現しています。ピアノの弾き語りも含め、自分にとって新しい試みが詰まったこの曲をぜひ聴いてください。

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