中川大志:馳天馬は「真田丸」の豊臣秀頼が“原点”? 圧倒的なプリンス感にPも脱帽

連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で主人公・音の婚約者、馳天馬を演じる中川大志さん
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連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で主人公・音の婚約者、馳天馬を演じる中川大志さん

 杉咲花さん主演の連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(花晴れ、TBS系、火曜午後10時)で、杉咲さん演じる主人公の“隠れ庶民”江戸川音の婚約者で、中川大志さん演じる馳天馬(はせ・てんま)の人気が急上昇している。白い学生服に身を包み、音の絶体絶命のピンチを救ってお姫様抱っこで立ち去る……という圧倒的な王子様キャラで、ドラマを手がける瀬戸口克陽プロデューサー(P)も、中川さんの「プリンス(王子)感」を求めて起用した。その「プリンス感」は、中川さんが注目を浴びた大河ドラマ「真田丸」にあったという。

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 ドラマは、人気シリーズ「花より男子」(花男)の新たな物語で、中川さんが演じる天馬は、音が通う英徳学園のライバル校、桃乃園学院の生徒会長。母親同士が親友だったことから、音の婚約者となった。文武両道でカリスマ性があり、かつての英徳学園の伝説の4人組「F4(エフフォー)」をほうふつさせるが、弱者をいじめたりしない、非の打ち所がないキャラクターだ。

 中川さんは、2016年に放送された「真田丸」で、堺雅人さん、内野聖陽さんらベテラン俳優を前に、りりしい豊臣秀頼を演じきり、注目された。瀬戸口プロデューサーは、完璧な天馬を演じる俳優を考えた際に、「プリンス感」をもった秀頼が浮かんだといい、「あれだけの名だたる先輩俳優に囲まれて、若君という立場と言えども、あの雰囲気は、ちゃんとしていないと出せないんですよね。すごかったな」と、その圧倒的なプリンス感に舌を巻く。

 視聴者もメロメロで、音のピンチを救った第3話では、サプライズ出演した小栗旬さん演じる「花沢類」とともに、「中川大志」「天馬」「てんま」のワードや、「天馬君、王子様すぎるー」「王子様すぎて泣けた」などのつぶやきがSNSをにぎわせた。

 また“第2の道明寺”神楽木晴(かぐらぎ・はると)に対し、天馬のプリンス感は小栗旬さんが演じた花沢類に通じるものがある。瀬戸口プロデューサーは「中川さんは(連続ドラマの)『GTO』で小栗君がやった役を、リメーク版で演じていて、今回の役につながる縁を感じているみたい」と明かし、「今後、さらに大きく羽ばたく可能性も含めて、期待しています」と花晴れの先にも目を向けている。

 8日に放送される第4話では、音と天馬、晴の三角関係が本格的に動き出す。王子様・天馬が、音への熱い思いを見せる展開に注目したい。

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