巨大化した動物たちが米国の大都会で大暴れするパニックアクション「ランペイジ 巨獣大乱闘」(ブラッド・ペイトン監督)が18日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開される。原案は、1980年代に発売されたアーケードゲーム「RAMPAGE」。遺伝子操作の実験失敗で巨大かつ凶暴化した動物たちが、街を破壊しながら大乱闘を繰り広げる。ザ・ロックことドウェイン・ジョンソンさんのアクションを含め、かなりハチャメチャな内容で、突っ込みどころ満載だが、衝撃的に面白い。
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陸軍特殊部隊の兵士としていくつもの戦いを経験してきたデイビス・オコイエ(ドウェインさん)は、今は除隊し、霊長類学者として野生動物の保護や後継者育成に力を注いでいた。そんな中、遺伝子操作実験の失敗で動物たちが突然巨大化。デイビスが心を通わせるアルビノ(白化動物)の白いゴリラ、ジョージも巨大化してしまう。巨大化したオオカミとワニも現れ、シカゴの街はパニックに陥っていく。デイビスは、遺伝子研究者のケイト・コールドウェル博士(ナオミ・ハリスさん)と協力し、巨獣たちの暴走を食い止めようとするが……というストーリー。
大胆というか豪快というか。巨獣たちの大乱闘の巻き添えをくらって倒れるビル、舞い上がる砂ぼこり……。4月に公開された「パシフィック・リム:アップライジング」では、東京の街がKAIJU(怪獣)にメタメタにやられた。それに勝るとも劣らないほど、今回はシカゴの街がめちゃくちゃになる。
動物の巨大化は一度では済まず、軍が出動する事態に。そんな状況にもかかわらず、「俺が倒す!」と巨獣たちに向かっていくデイビス。ヘリコプターからの決死のダイブ、崩壊寸前のビルからの脱出と、いくら元特殊部隊の兵士とはいえ、一体何者なんだ?という超絶的な活躍ぶり。その雄姿を、ありえないと思う一方で、いや、この人ならあり得るかもと納得できるのは、演じるのがドウェインさんだからこそだ。ドウェインさんは、製作総指揮も務めている。(りんたいこ/フリーライター)
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