齊藤工:監督作「blank13」が興行収入1億円を突破 異例のロングランに

映画「blank13」のチラシのビジュアル (C)2017「blank13」製作委員会
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映画「blank13」のチラシのビジュアル (C)2017「blank13」製作委員会

 俳優の斎藤工さんが「齊藤工」名義で監督を務め、高橋一生さんが主演する4Kオリジナル映画「blank13」が、興行収入1億円を突破したことが4日、明らかになった。同映画は2月3日の公開から、22週目となる7月6日までの上映が決定しており、異例のロングランとなっている。

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 東京・新宿の「シネマート新宿」で先行上映された後、同館を含む全国36館で拡大公開された。その後、口コミでも評判が広まり、現時点で46都道府県、累計115館で上映が決定している。公開後には、齊藤監督や出演者がチケットのもぎりや上映後の観客の見送りのために劇場を訪れたほか、仙台、広島、大分、熊本など全国で舞台あいさつを実施していた。

 「blank13」は、放送作家のはしもとこうじさんの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3カ月で見つかったことから始まる家族の物語を描く。主人公のコウジ(高橋さん)は、13年ぶりに再会するも家族の溝が埋まらないうちに他界してしまった父について、葬儀で生前親交のあった知人から思い出話を聞き、意外な一面を知ることになる。個性的な知人たちに驚きつつ、父が息子の作文について話していたことを知ると、これまで父に抱いていた感情に変化が起こる。葬儀を通して父親の知られざる真実を知ったコウジは……という内容。

 コウジの彼女役を松岡茉優さん、母親役を神野三鈴さんが演じ、斎藤さん自身も主人公の兄役で出演している。音楽監督は俳優でミュージシャンの金子ノブアキさん、スチール撮影は世界的フォトグラファーのレスリー・キーさんが担当し、製作には福山雅治さんも名を連ねている。

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