西郷どん:第23回「寺田屋騒動」 吉之助、切腹を命じられ… 京の旅籠で有馬と大山が一触即発?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第23回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第23回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第23回「寺田屋騒動」が17日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。吉之助(鈴木さん)は、国父・島津久光(青木崇高さん)の厳命に背いたことで切腹は免れない状況に。京の旅籠(はたご)「寺田屋」には、有馬(増田修一朗さん)ら倒幕派の浪士が集結。大山(北村有起哉さん)は友の命を救いたいと説得を試みるが、有馬は聞き入れず、一触即発の空気に……。

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 京で、吉之助は有馬たちを思いとどまらせようと力を尽くすが、下関を勝手に離れたことに激怒した久光は、吉之助に切腹を命じる。吉之助の行動を責めつつ、友を救えない自分の無力さを嘆く一蔵(瑛太さん)。そこへ、大山や海江田(高橋光臣さん)が合流すると、吉之助たちは幼いころのように川でうなぎ取りをし一時、旧友を温めるが、ほどなくして吉之助は捕らえられ、久光のもとへ送られる。

 兄への不条理な仕打ちに戸惑う信吾(錦戸亮さん)は、有馬や他藩の浪士たちと寺田屋に集結し、倒幕へ動こうとしていた。天皇から京の治安維持を任された久光は、その動きを察知。大山を寺田屋に向かわせる。

 「西郷どん」は、明治維新150年・2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第22回「偉大な兄 地ごろな弟」は、3年ぶりに薩摩に戻った吉之助は、久光と会うが、「上洛(じょうらく)計画」は無謀だと批判、久光を怒らせる。他藩の浪士たちと倒幕の狼煙(のろし)をあげようとしていた有馬らを止めようと必死で説得を試みる一蔵。血気にはやるメンバーの中には、吉之助の弟・信吾もいて、吉之助は、久光の命を破り急ぎ京へ向かう……という展開だった。

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