今週の限界団地:第5話 佐野史郎、老いた父の裏切りに激怒 人生最後の親子げんかが開幕……

連続ドラマ「限界団地」第5話の一場面=東海テレビ提供
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連続ドラマ「限界団地」第5話の一場面=東海テレビ提供

 俳優の佐野史郎さん主演の連続ドラマ「限界団地」(東海テレビ・フジテレビ系、土曜午後11時40分)の第5話が7日、放送される。47年前、寺内(佐野史郎さん)は、加代子(江波杏子さん)の夫を殺害したことを、父親の仁(山谷初男さん)にだけ打ち明けた。その際、誰にも言わないと約束した仁の言葉を信じていた寺内は、仁を一生大事にすると誓っていた。しかし、仁は、自分の身を守るために芝居で弱ったふりをし、江理子(足立梨花さん)の家の郵便受けに、告発の手紙を入れたのだった。仁は、寺内から逃げようとするが失敗してしまい……。

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 佐野さんの連ドラ初主演作で、東海テレビが制作する連続ドラマ枠「オトナの土ドラ」で放送。かつて「夢のニュータウン」といわれていたが、今では活気をなくした郊外の「あやめ町団地」に、息子夫婦を火事で亡くし、父と孫娘・穂乃花を連れた寺内誠司が引っ越してくる。廃れ果てた団地を、古き良き団地へと導こうとする寺内は、積極的に自治会の集まりにも顔を出し、 団地内の交流を図ろうと画策するが……というストーリー。団地に暮らす専業主婦の桜井江理子を足立さん、江理子の夫を迫田孝也さん、自治会長を務めるフリーターの金田哲平を山崎樹範さんが演じている。

 第5話で寺内は、仁に「加代子さんの旦那を殺したことは僕と父さん、ふたりだけの秘密だったろう!」と激怒する。仁は、寺内の息子夫婦の火事をきっかけに、寺内の中に再び悪魔の心がよみがえったと危ぶみ、自分の身を守るために芝居で弱ったふりをしていた。団地に引っ越してからも、寺内の手によるものと思われる事件が相次いだことから、何とか寺内を止めようという一心で、江理子の家の郵便受けに告発の手紙を入れた。

 仁は寺内から逃げようとするが失敗、警察に自首することを望んだ仁に対し、寺内は不敵な笑みを浮かべながら、団地住人で作る文集に納得のいく名作を書くよう仁を脅迫する。人生最後の親子げんかが幕を開け……と展開する。

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