明石家さんま:玉山鉄二への配役変更の裏側明かす 「玉山君が『俺の責任だ』って…」

Netflixのオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」の完成披露試写会イベントに登場した明石家さんまさん
1 / 22
Netflixのオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」の完成披露試写会イベントに登場した明石家さんまさん

 明石家さんまさんが19日、東京都内で行われた動画配信サービス「Netflix」のオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」の完成披露試写会イベントに登場した。さんまさんは冒頭、「(制作に)2年という年月をかけて。本当は去年こういう記者会見をやっていたと思うんですけど、いろいろ諸事情が……」と切り出し、ドラマで若き日のさんまさん役で出演予定だった小出恵介さんが未成年との飲酒トラブルで降板し、玉山鉄二さんが同役で出演することになったことに触れ、「玉山君のね、名前は控えますけど……小出恵介君。いろいろあったんでしょうね」と話した。

ウナギノボリ

 「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は、さんまさんが初プロデュースする連続ドラマで、さんまさんとタレントで画家のジミー大西さんの15年にわたる交流を、実話を基に描いた作品。イベントには、中尾明慶さん、玉山鉄二さん、尾上寛之さん、六角慎司さん、宇野祥平さん、木南晴夏さん、ジミー大西さんも出席した。

 さんまさんは「最初は、玉山君にオファーいかせていただいて、(玉山さんが)断りよったんですよ」と明かすと、「荷が重くて」と玉山さん。続けて、さんまさんは「(その後、小出さんに)主役が決まったら、ああいうことになって。玉山君が『俺の責任だ』と思って、『俺が引き受けたらこんなことにならなかった』と引き受けてくれた」と配役変更の裏側を語った。その上で、「(配役変更後)全員2倍ぐらいにパワーアップしてくれて。役者さんって、すごい。改めて大竹(しのぶ)さんってすごかったんだと思った」と語っていた。

 ドラマは1980年代、幼い頃から失敗ばかりで、高校卒業後、吉本興業の舞台進行の見習いをしていた大西秀明(中尾さん)が、人気絶頂の明石家さんま(玉山さん)と出会い、クビになる危機を救われ、「ジミー大西」と芸名を付けられて売れっ子芸人へと導かれていく。やがて芸人として成功するが、その人気はさんまから与えられていると感じていた大西は、ある日、テレビ番組の企画で絵を描くことになり……という展開。20日から世界190カ国で配信される。

写真を見る全 22 枚

テレビ 最新記事