女芸人No.1決定戦：ガンバレルーヤまひる「ゆりやんレトリィバァを追い越したい」　今年も開催

　女性芸人の中から一番面白い“笑いの女王”を決定する大会「女芸人No.1決定戦　THE W（ザ ダブリュー）」が今年も開催されることが決定。前回優勝者のゆりやんレトリィバァさんをはじめ、牧野ステテコさん、紺野ぶるまさん、押しだしましょう子さん、まとばゆうさん、お笑いコンビ「おかずクラブ」「ガンバレルーヤ」「はなしょー」「どんぐりパワーズ」らが出場を表明した。

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　19日に東京都内で行われた会見に出席した「ガンバレルーヤ」のまひるさんは、「去年は決勝に出られなかったので今年こそは。私たちはネタのイメージがあまりなく、顔だけ（面白い）と思われている。決勝でネタができるところを見せたい」と意気込んだ。さらに、ゆりやんレトリィバァさんとは同期だといい、「ゆりやんは私たちに刺激を与えてくれ、常に頑張らなきゃと思わせてくれる特別な存在。今年はゆりやんに追い付け、追い越せしたい」と意気込みを語った。

　鳥取市役所で働き、前大会で決勝進出した押しだしましょう子さんは、ライバルを聞かれ「鳥取出身のまひるさんの知名度が、県内でもグングン上がっていて負けたくない」と話した。同じくライバルを聞かれた「はなしょー」の杵渕（きねぶち）はなさんが「ガンバレルーヤとは芸歴がほぼ一緒。私たちがテレビに出始めたときに、東京にやってきたガンバレルーヤに仕事を持っていかれた。ネタで負けたくない」と語ると、まひるさんは「私たちはまだまだ。勝ってるなんてこれっぽっちも思っていない。私たちは、ただ（『ウッチャンナンチャン』の）内村（光良）さんにハマっただけ」と言い返し、笑いを誘った。

　ポールダンスのネタで前大会2位となった牧野さんは、大会後の変化を聞かれ、「バイトに行かずによくなったけど、3カ月後は分からないので籍は残している。完全に辞められるようにしたい。今年こそ絶対優勝したい」と声を弾ませたが、「いったんポールは玄関に置いて、新ネタをやっているのですが、全くウケない」と不安も明かしていた。

　ゆりやんレトリィバァさんは「前回の優勝者というプレッシャーに負けないように、自分らしく楽しく参加させていただきたいと思います」と抱負を述べた。会見のMCはお笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さん、日本テレビの水卜麻美アナウンサーが務めた。「ガンバレルーヤ」のよしこさんは欠席した。

　「女芸人No.1決定戦　THE W」は、2017年にスタート。漫才、コント、ピンネタ、ものまね、パフォーマンスとジャンルを問わない“とにかく面白い芸”で競う大会で、優勝賞金は1000万円。昨年はエントリー総数636組の中から勝ち上がった10組が決勝大会を行い、ゆりやんレトリィバァさんが優勝した。今大会のエントリーは23日から9月10日まで。予選は
9月22日からスタートし、1、2回戦、準決勝が東京、大阪などで行われる。決勝は12月に開催され、日本テレビ系で生放送される。