西郷どん:第29回「三度目の結婚」 倒幕を決意する吉之助 再婚話浮上も糸の本心は?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第29回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第29回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第29回「三度目の結婚」が5日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。一橋慶喜(松田翔太さん)への不信感を強めた吉之助(鈴木さん)は、一蔵(瑛太さん)に倒幕への決意を語る。一方、西郷家の人々は、そんな吉之助に「嫁を」と願い、周囲も「これ以上ない相手」として幼なじみの糸(黒木華さん)を勧めるが……。

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 「禁門の変」と「長州征伐」で名を上げ、1年ぶりに薩摩に帰還した吉之助は、ついに慶喜や幕府とたもとを分かつ決意をし、一蔵に力を貸してほしいと頼む。周囲は吉之助に対し「薩摩を代表する男に早く嫁を!」と騒ぎたて、ついには藩主の茂久(長田成哉さん)からも「嫁を取るように」と藩命が下る。

 そこで、一蔵の妻・満寿(美村里江さん)は絶好の相手を思い付き、一度結婚したものの離縁して実家に戻っていた糸を吉之助に引き合わせる。吉之助の妹・琴(桜庭ななみさん)も乗り気で再婚話を推し進めようとするが、糸は「自分は吉之助にふさわしくない」と固辞する。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第28回「勝と龍馬」は、長州征伐の準備を進める一橋慶喜の命を受け、吉之助は軍艦奉行の勝安房守(海舟、遠藤憲一さん)に会いに行く。吉之助を出迎えたのは、土佐の脱藩浪士、坂本龍馬(小栗旬さん)。吉之助を部屋に招き入れた勝は「もう幕府なんざ、見限るこった」と言い放つ。思い通りに事が運ばずいらだつ慶喜。長州征伐の幕府軍参謀を命じられた吉之助は、大きな決断を迫られる……という展開だった。

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