有村架純:主演ドラマの相手役に19歳の新人、岡田健史抜てき 本作で芸能界デビュー

連続ドラマ「中学聖日記」に出演する岡田健史さん =TBS提供
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連続ドラマ「中学聖日記」に出演する岡田健史さん =TBS提供

 10月期スタートの連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系、火曜午後10時)で、主演を務める女優の有村架純さんの恋愛の相手役に、新人の岡田健史(おかだ・けんし)さんが抜てきされたことが20日、分かった。岡田さんは本作で芸能界デビューを果たす。

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 岡田さんは1999年5月12日生まれの19歳。福岡県出身。これまで地元・九州でスカウトされ続けてきたといい、今回1年がかりのオーディションを勝ち抜いて、大役を射止めた。

 岡田さん演じる中学生の黒岩晶は、有村さん扮(ふん)する担任教師の聖に初恋をして、婚約者がいることを知りながらも聖にアタックしていく少年で、有村さんと“禁断の恋”を繰り広げる。「純粋で良い意味で洗練されていない、今どきの子にはなかなかない魅力があった」という理由で、岡田さんが選出されたという。

 有村さんは、岡田さんについて「初めてお会いした時に目がすごくすてきで、私のことを真っすぐ見てくださったのがものすごく印象に残っていて」と語り、「初めてとは思えないくらいしっかりとこの作品や晶という役に真摯(しんし)に向き合っている方で、非常に努力家で真面目な方だと思います」とコメントしている。

 ドラマは、マンガ誌「FEEL YOUNG」(祥伝社)で連載中のかわかみじゅんこさんの同名マンガが原作。片田舎の中学校を舞台に、自分を大切に思ってくれる年上の婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・晶に心引かれていく教師・末永聖(有村さん)の“禁断の恋”を、はかなくも美しく描くヒューマンラブストーリー。

 「リバース」「Nのために」「夜行観覧車」といった湊かなえさん原作の“3部作”に加え、今年1月期に石原さとみさん主演で人気を集めた「アンナチュラル」(すべて同局系)を手掛けてきた新井順子さんがプロデュースを担当する。

 ◇岡田健史さんのコメント

 クランクインして1カ月がたちましたが、毎日初めてのことがたくさんあります。監督にも細かく丁寧に演技について教えていただき、楽しくやりがいのある日々です。演技をするのが初めてで自分の中に引き出しがまったくなく、自分が今まで経験したことがないことを演技で表現するのが難しいなと感じているので、これから克服していけたらと思います。

 主演の有村さんは、僕が演技で悩んでいるときに一緒に考えてくださったり、いつも安心させてくださるとてもすてきな方だと思います。今回の役に僕を選んでくださった方々へ感謝の気持ちを持って、その期待に少しでも応えられるように、どんなことにも取り組んで誠心誠意この作品と向き合っていきたいと思います。

 今までの生活とは全く違う世界で、「ここってどうしたらいいんだろう」と考える時間も増えてきた中で、自分なりに一生懸命取り組んでいますので、あたたかく見守っていただけたらと思います!

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