芳根京子:実写ドラマ「チャンネルはそのまま!」で主演 仮面ライダー俳優・飯島寛騎も

北海道テレビ放送の連続ドラマ「チャンネルはそのまま!」で主演を務める芳根京子さん
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北海道テレビ放送の連続ドラマ「チャンネルはそのまま!」で主演を務める芳根京子さん

 女優の芳根京子さんが、「動物のお医者さん」などで知られる佐々木倫子さんのマンガが原作の連続ドラマ「チャンネルはそのまま!」で主演を務めることが10日、分かった。札幌のローカルテレビ局が舞台のドラマで、芳根さんは主人公の新人記者・雪丸花子を演じる。同作は、マンガのモデルとなり取材にも全面協力した北海道テレビ放送(HTB)が、開局50周年ドラマとして制作する。

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 特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」に出演した飯島寛騎さんが主人公・花子に振り回される同期の新入社員・山根一(はじめ)、女優の宮下かな子さんが花子と同期の新人アナウンサー・花枝まきを演じ、俳優の長田拓郎さん、北海道を拠点に活躍するユニット「NORD(ノール)」の島太星さんと瀧原光さんが出演することも発表された。

 「チャンネルはそのまま!」は、2008~13年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載され、シリーズ累計発行部数100万部突破した人気マンガ。札幌のローカルテレビ局「HHTV北海道★(ほし)テレビ」を舞台に、謎の採用枠「バカ枠」で入社し報道部の新人記者となった雪丸花子が、周りを巻き込み旋風を起こす……というストーリー。綿密な取材をもとに描かれたローカルテレビ局ならではのエピソードが人気を集めた。

 ドラマでは「踊る大捜査線」シリーズや映画「亜人」などの本広克行監督が総監督を務め、同局の人気番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクターの藤村忠寿さんが監督、嬉野雅道さんがプロデューサーとして参加する。撮影は、今年9月の新社屋移転を機に旧社屋となる、現在のHTB社屋を使って行われる。

 HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」は、19年3月にHTBで放送するほか、Netflixでも独占先行配信する。全5話。

 芳根さん、飯島さん、宮下さんのコメントは以下の通り。
 
 ◇芳根さんのコメント

 芳根京子、“テレビの人”になっちゃいます! この度、とってもとってもおめでたい北海道テレビの開局50周年の記念ドラマ「チャンネルはそのまま!」でローカル局の新人記者・雪丸花子を務めさせていただきます! 「バカ枠」として採用された(ことを自分では知らない)花子は、うっとうしいけど憎めないし、なぜだかみんな気になっちゃう“天然記念保護動物”のような存在だとスタッフさんからお話を聞きました。原作も読ませていただき、今までの経験を「バカ枠」として発揮できることが楽しみで、待ち遠しくてたまりません! 花子が育った北海道で実際に撮影できるので、豊かなみどりや明るくにぎやかなスタッフさんたちに囲まれながら、おいしい空気や食べ物をたっくさん吸収して、濃(こ)ゆい花子の人生をスキップで進んでいきたいです。一人でも多くの方に「こいつ、大丈夫かな」と、ドキドキゲラゲラ楽しんでいただけたらうれしいです。

 ◇飯島さんのコメント

 僕がこの仕事を始めた理由は、地元北海道に貢献したい、盛り上げたいということでした。今回北海道テレビ開局50周年記念ドラマという、節目の作品に自分が携わる事が出来て光栄に思います。普段なかなか知る事のないテレビの裏側や、登場人物のものづくりに対する姿勢などがわかりやすくリアルに表現されたストーリーになっています。大切なメッセージがたくさん込められたこの作品、皆さんの中に深く印象に残るものになってくれるよう、撮影に取り組んで行きます! HTBを見ていてお時間がありましたら、リモコンはいじらずぜひ「チャンネルはそのまま!」で!

 ◇宮下さんのコメント

 マンガを読みながら、私も登場人物達と同じように、雪丸の魅力とパワーに完全に引き込まれてしまい、声を出して笑っていました。私自身、中学生の頃、アナウンサーの仕事に憧れていたので、花枝まき役としてこの作品に参加できることが本当にうれしいです。花枝の抱く葛藤も含め、テレビ界で働く新人たちのドタバタな毎日と、彼らの熱い情熱を、皆様に楽しくお届けできるように頑張りたいと思います。連続ドラマに参加すること、原作のあるキャラクターを演じること、どちらも私にとって初めての経験となります。精一杯、全力で花枝まきとして生きようと思います。よろしくお願いします!

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