まんぷく:関西地区20.4%スタート! 関東では今世紀最高の滑り出し「長丁場のドラマですので…」

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」主演の安藤サクラさん
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NHKの連続テレビ小説「まんぷく」主演の安藤サクラさん

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の第1回が1日に放送され、関西地区の平均視聴率は20.4%(ビデオリサーチ調べ・以下同)だったことが分かった。関東地区では23.8%を記録。2001年後期の「ほんまもん」の23.1%を上回り、今世紀最高の数字を記録している。

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 放送開始にあたり、制作統括の真鍋斎チーフプロデューサー(CP)がコメントを発表した。「長丁場のドラマですので、いろいろな感情が描かれます。 腹を抱えて笑うこと、思い切り泣くこと。心が締めつけられるような思い。いいこともあればよくないことも起こります。でも基本は胸を張って前向きに。そんな人生の喜怒哀楽を、このドラマを通して皆さまにも感じていただければ幸いです。これから半年、みなさまに充実した朝をお届けできるよう頑張ってまいりますので、何卒よろしくお 願いいたします」と話している。

 「まんぷく」は、99作目の朝ドラで、大阪放送局制作としては42作目。インスタントラーメンをこの世に生み出した実業家・安藤百福(ももふく)さんとその妻・仁子(まさこ)さんの半生がモデルのドラマ。

 「海猿」や「ガリレオ」、NHK大河ドラマ「龍馬伝」などを手がけた福田靖さんが脚本、女優の芦田愛菜さんが最年少で全編の語りを担当する。主題歌は、2人組音楽ユニット「DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)」が歌う「あなたとトゥラッタッタ♪」。

 1日の第1回は、1938年、大阪で女学校を卒業した今井福子(安藤さん)は、母の鈴(松坂慶子さん)と一番上の姉・咲(内田有紀さん)と3人で暮らしていた。父を早くに亡くしていたため、家計を支えようと、福子は大阪東洋ホテルの電話交換手として働くことに。初めてとった電話の相手が、後に夫婦となって共に世紀の大発明を成し遂げる立花萬平(長谷川博己さん)で……という展開だった。

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