唐沢寿明:常盤貴子と夫婦役で初共演 汚職&女性スキャンダルで“失墜”した元検事役

1月スタートの「グッドワイフ」に出演する唐沢寿明さん(C)TBS
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1月スタートの「グッドワイフ」に出演する唐沢寿明さん(C)TBS

 俳優の唐沢寿明さんが、来年1月からTBS系のドラマ枠「日曜劇場」(日曜午後9時)で放送される「グッドワイフ」に出演することが9日、明らかになった。唐沢さんは、常盤貴子さん演じる主人公・蓮見杏子の夫で、元東京地検特捜部長の蓮見壮一郎を演じる。唐沢さんと常盤さんは、2009年に公開された映画「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」(堤幸彦監督)で共演しているが、夫婦役は初めて。

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 壮一郎は、ある日突然、汚職疑惑と女性スキャンダルが持ち上がって逮捕され、家族も地位も名誉も失う。取り調べでは、壮一郎との出世争いに敗れたものの、壮一郎の失脚で特捜部長に就任した脇坂博道(吉田鋼太郎さん)と、元部下で腹心の間柄だった佐々木達也(滝藤賢一さん)から追い詰められていくという役どころ。汚職疑惑を否認しているが、心の内は誰にも読めず、顧問弁護士を通じて策を講じる姿は“別の深い思惑”を感じさせるという。

 ドラマは、映画「エイリアン」「ブレードランナー」などで知られるリドリー・スコット監督が製作総指揮を務めた米国の人気連続ドラマ「The Good Wife」をリメーク。「The Good Wife」は、テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞やゴールデングローブ賞などを多数受賞している。出産を機に弁護士をやめて専業主婦として生活していた杏子は、ある日、夫の壮一郎が汚職事件で逮捕された上、女性スキャンダルが明るみになる。生活が一変し、子供を守るため弁護士に復帰した杏子の悪戦苦闘と成長をユーモラスに描く。

 ◇唐沢寿明さんのコメント

 ーー常盤さんをはじめ、共演される方々への期待はいかがですか?

 常盤さんは映画で共演したこともあり、ほかにも何人か共演したことのある俳優さんがいらっしゃるので、楽しみです。この作品の原作を見たとき本当に面白くて、これを日本に置き換えたらどうなるんだろうと思っていました。

 ーー意気込みと視聴者へのメッセージをお願いします。

 家族を支えるため16年ぶりに弁護士復帰する杏子の奮闘と、次々に真相が明らかになっていく壮一郎の事件。毎回目の離せないストーリーになっておりますので、ぜひご期待ください!

 ◇東仲恵吾プロデューサーのコメント

 夫である壮一郎の逮捕。その事件に渦巻く思惑は、日本版として今回、ほぼオリジナル要素で描かれていきます。事件の真相にたどり着くまでに何重にも絡み合う人間関係から、目が離せません。そして、主人公が弁護士に復帰するきっかけを作った夫は、この物語の柱のような存在です。妻も、そして周りの人間も翻弄(ほんろう)する圧倒的な存在感を発揮して演じていただく方と考えたときに、唐沢寿明さんだと思い、今回ご出演をお願いしました。果たして、夫は本当に汚職をしたのか。妻とやり直せるのか。一味も二味も違う濃厚な人間ドラマをぜひお楽しみください。

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