野村萬斎:父、息子三代そろい踏みの「三番叟」パリ公演を元日放送

番組「野村万作・萬斎・裕基×杉本博司『ディヴァイン・ダンス 三番叟』 ~ジャポニスム2018 in パリ」に出演する(左から)野村万作さん、野村萬斎さん、野村裕基さん(C)KOS-CREA 写真提供:国際交流基金
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番組「野村万作・萬斎・裕基×杉本博司『ディヴァイン・ダンス 三番叟』 ~ジャポニスム2018 in パリ」に出演する(左から)野村万作さん、野村萬斎さん、野村裕基さん(C)KOS-CREA 写真提供:国際交流基金

 狂言師の野村萬斎さんが、父の万作さん、息子の裕基さんとともに2018年9月にフランス・パリで行った「三番叟(さんばそう)」公演の模様が、WOWOWで19年1月1日に放送されることが、分かった。

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 パリを中心に開催されている、日本の魅力を紹介するイベント「ジャポニスム2018:響きあう魂」の中で上演されたもので、日本の伝統芸能の中でも最も古い形式を持つ「神の舞」といわれている同演目を、萬斎さんと万作さん、裕基さんの親子三代で披露した。

 萬斎さんは「自分が狂言をやろうと思ったきっかけが『三番叟』だった」と明かし、「父の『三番叟』が本当にかっこよかった。若い頃はエレキギターを弾いている方がかっこいいと思っていたし、そういうものが世界中の多くの人たちに知ってもらえるものだと思っていた。マイケル・ジャクソンがかっこいいと思っていた。でも父の『三番叟』は本当にかっこよかった。『三番叟』をやればマイケルのところまでいけるんじゃないかと思った」とその思いを語っている。
 
 番組「野村万作・萬斎・裕基×杉本博司『ディヴァイン・ダンス 三番叟』 ~ジャポニスム2018 in パリ」は、WOWOWプライムで19年1月1日午前10時から放送。

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