いだてん:第2回「坊っちゃん」 金栗四三の知られざる少年時代と青春の日々… 綾瀬はるかも登場

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第2回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」第2回の一場面 (C)NHK

 宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)」の第2回「坊っちゃん」が13日放送される(総合・午後8時ほか)。ドラマの前半の主人公・金栗四三(かなくり・しそう/中村勘九郎さん)の物語がスタート。四三の知られざる少年時代と青春の日々が描かれる。四三の幼なじみの春野スヤ役で綾瀬はるかさんが登場する。

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 この日、テレビ寄席で志ん生(ビートたけしさん)が語るのは、日本初のオリンピック選手となった金栗四三の知られざる熊本での少年時代。学校まで往復12キロを走る「いだてん通学」で虚弱体質を克服した四三だが、軍人に憧れて海軍兵学校を受けるも不合格に。身体を鍛えても無駄と落ち込む四三だが、幼なじみのスヤに励まされ、嘉納治五郎(役所広司さん)が校長を務める東京高等師範学校への進学を決意する。

 「いだてん」は、日本人が初めて五輪に出場した明治の終わりから、東京に五輪がやってきた1964年までの約半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「東京とオリンピック」。近現代史の大河ドラマは、1986年の「いのち」以来33年ぶり。阿部サダヲさんが東京オリンピック実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治(たばた・まさじ)を演じ、四三とのリレー形式で主演のバトンをつなぐ。

 第1回「夜明け前」は1959年、五輪招致目前の東京が舞台。大渋滞の日本橋を通りかかった落語家の古今亭志ん生は寄席に向かっていた。その日、高座で志ん生が語り出したのは、50年前の日本の五輪初参加にまつわる噺(はなし)。1909年、柔道の創始者・嘉納治五郎はストックホルム大会を目指して悪戦苦闘していた……という展開だった。

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