田中道子:「後妻業」で自分と同じ二級建築士役 「しっくりはまる」

21日スタートの連続ドラマ「後妻業」で山本絵美里を演じる田中道子さん
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21日スタートの連続ドラマ「後妻業」で山本絵美里を演じる田中道子さん

 女優の田中道子さんが、22日スタートの木村佳乃さん主演の連続ドラマ「後妻業」(関西テレビ・フジテレビ系、火曜午後9時)で、「二級建築士」の山本絵美里を演じることが21日、明らかになった。田中さん自身も二級建築士の資格を持っており、「初の建築士の役をやらせていただけて、光栄です。違う世界のもう1人の自分かのようにしっくりはまることができました」と意気込みを語っている。

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 絵美里は、中瀬朋美(木村多江さん)と佐藤司郎(長谷川朝晴さん)が共同経営する「佐藤・中瀬建築設計事務所」のスタッフ。バツイチで負けん気が強く、たびたび、朋美とは衝突。さらに、朋美と“事実婚”状態の佐藤から言い寄られるという“妖艶”なキャラクター。田中さんは、絵美里について「絵に描いたような肉食系女子で、このような役は初めてですし、ずっとやってみたかった役なので、とにかくやりがいを感じます」と語っている。

 さらに、「役の中で面接をするシーンでは、就職活動してた頃を思い出して、せりふが自分の中から出てくるように自然と話せたのがうれしいです。セットも、私が当時使っていたような設計用具や、徹夜して作っていた模型の道具があり、居心地がとても良い」と自身の経験と重ねている様子。「自然体で演じることを目標としている中、こういった役を演じさせていただくことで、今後の女優のお仕事に取り組むヒントをもらえたのがありがたかったです」とコメントしている。見どころについては「“うわ〜、絵美里みたいな女性いるよね〜”って思ってストーリーを一緒に楽しんでいただきたい」と呼びかけている。

 ドラマは、2016年に映画化もされた黒川博行さんの同名小説(文藝春秋)が原作。資産家の老人を狙って遺産相続目当ての結婚詐欺を行う、後妻業。男をたぶらかす天性の才能を持ち、後妻業をなりわいとする武内小夜子(木村佳乃さん)と、結婚相談所の社長であり、実は後妻業の黒幕・柏木亨(高橋克典さん)、父親が後妻業のターゲットとなり、小夜子のライバルとなる中瀬朋美(木村多江さん)、朋美の大学時代の先輩で元マル暴刑事の私立探偵・本多芳則(伊原剛志さん)の4人が巻き起こす痛快サスペンス&大人の恋愛ドラマ。

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